やっと届いた『バルタザールどこへ行く』
相変わらずのブレッソンのシネマトグラフ。
ただ序盤からイマジナリーライン破るわ、気の所為じゃなければショットの使いまわししてるわ、ロバを出演させる都合で歪な…
…物言わぬ者のからの視点。
意思疎通が出来ない・難しいからと言って
邪険にしてはいけないなぁ…と思った。
生きとし生けるものには全て意思が
在るんだと思えば、自分の行動も少しは変わる気がする…と、…
バルタザール(ロバ)を主軸とした物語の構成になっているにもかかわらず、ロバだから言葉も話せないし、表情もないから、見てるこっちが誰に重心を置いて見ればいいのかわからなくなる感覚があった。
バルタザ…
『バルタザールどこへ行く』
Au Hasard Balthazar
(バルタザールが行き当たりばったり)
1966
フランス・スウェーデン
ロベール・ブレッソン監督は翌年『少女ムシェット』を撮る。…
1001
BFI_100
Достое́вский(1821-81)
《Идиот》(1868)
pride, greed, envy, wrath, lust, gluttony, slo…
人も動物も観ていて何も感じない。予め決められた物事がただ起こってる。無感情の振り付けのような身体が面白く、そして怖い。自分の意思で動いてるとは思えない、人間とマネキンの間。
時間の表現というか、エ…