兄弟は最初の他人というが親子も似たようなもんだなってセリフが残ってる。
自宅8ミリ上映会の楽しさ。
上原謙の借金がバレた後の家族会議のえげつなさ。
嫌味をいう杉村春子が存在感あるなぁと。
成瀬の中で…
成瀬巳喜男の映画は結構騒がしいんだな。登場人物も多く、加えてみなさん饒舌なのでありました。家族の人数の多さはノスタルジアを喚起させる。今では母と子ども5人とその配偶者、孫も加えた大家族自体が珍しいも…
>>続きを読むオールスターキャストが豪華でそれだけで楽しいし見る価値がある作品。
仲代達矢と原節子のエピソードは切な過ぎる。デコちゃんがもっと活躍すればなあ。深刻な話の途中におせんべいをバリバリと食べる団令子は最…
タイトル通り娘と妻と母の同一時間軸モンタージュが多用されたオールスター女優による東京物語の変奏。原の仲代の前でみせる笑顔から我に返る瞬間の表情、高峰の老人ホームからの封筒を受け取った後の表情、杉村の…
>>続きを読むキャストみて、小津映画かなと思っていたら成瀬監督作品で、初でした。
小津に続いて私はこの時代の映画監督に疎いので、全然知らなかったですが、
母にきくと、監督の名前言ってないのに
「小津映画じゃないな…
所帯を持ち核家族化していった子ども達が、財産を前にしてもはや他人である事が露わになっていく。
「東京物語」的な哀愁に加え、各夫婦の関係や嫁姑の関係、再婚の問題などが絡まって重層的に展開して行く。何で…