『恋愛学校』に続いての、瀬戸内寂聴原作もの2作目
仲代、仲谷共演で贅沢だが、ともにくたびれたり老いたりしてる役作りはあんまグッとこない
湯島、本郷ロケ
何度も出てくる森川町ってどこなんだろうと調…
瀬戸内晴美原作の映画化。池内淳子は、世代的には、お母さん役が似合うTV女優という感じなのだが、スレタ感じのこの妾みたいな役が凛々しくもあり良く似合っている。図案家として自立していて自分が好きな男と関…
>>続きを読む奇妙な夢から始まる序盤から、古いドイツ映画みたいな滑稽な表現と、変に癖になるセリフと、やけに印象に残る役者の顔が、強く強く線を引く。
不倫は悪いみたいな、分かりきったような明言を破り捨てる、みれん…
仲谷昇がどの瞬間も最高。
負け犬に惹かれると言って男たちの間を漂泊し続ける池内淳子は当て所なく転がっていく空き缶のよう。
過去現在と本郷江ノ島を行き来する松山善三の高粘度なシナリオが活きていた。バス…
仲谷昇が凄い。完ぺきな演技。まずその売れない小説家が死を求めて池内淳子との出会った時の佇まいは「人生棒に振ろう」という言葉がぴったり。またそのダメ小説家を受けて爽やかな色気を出す池内淳子のうまさも半…
>>続きを読む成瀬の「浮雲」をアップデートしたような池内淳子と仲谷昇。夢から現実へ移行するオープニング、雪降る逃避行、坂下のニ叉路に立つバス停…細部にまで行き渡る映画的演出。ラストに向け話も画面も白っちゃけていく…
>>続きを読む期待してたほどではなかったか。千葉版浮雲っていうからスタンダードかと思ったらワイドかよ、まぁ仕方ない。
あと瀬戸内寂聴の夏の終りなのね。満島ひかりのやつ3年か4年前に見たけど印象全然違う、カラーだし…
ex.セックスファンタジスタの瀬戸内寂聴先生の自伝的小説「夏の終り」が原作。2013年に熊切和嘉も小説と同タイトルで映画化してて、その時は池内淳子演じた寂聴先生ライクな主人公を満島ひかり。仲谷昇が演…
>>続きを読むシネマヴェーラ渋谷にて、池内淳子の美しさ。前半3分の2は影と光の饗宴で震えたが後半3分の1はいらない。となると57分になるが、勿論それでいい。ラスト『乱れる』と比べるとつらくなる。原作題名『夏の終わ…
>>続きを読む原作は瀬戸内晴美の「夏の終り」。
3年前に熊切和嘉監督が満島ひかり主演で撮っている。
のっけからホラー?と思うような夢のシーンから始まってびっくり。
そして、この映画における陰の主役とも言える岸田…