2013/9/12再鑑賞(鑑賞メーターより転載)
再鑑賞。初見時から原作未読でもトリックだけは先に聞いてしまっていた作品。推理する楽しさは味わえるが、いくら鉄道と船が主体の時代とはいえ飛行機の存在に…
昭和33年。東京タワーが竣工した年。
未だ蒸気機関車が走り、禁煙と喫煙の区分が存在しない日本の片隅で、心中したと思われる男女の死体が発見された。地元の警察は心中と断定するが、実は社会を揺るがす汚職事…
☆☆☆★★
映画の冒頭。男女が綺麗に仰向けに横たわる心中事件から始まる。そして、映画のラストはやはり男女がもがき苦しんだ後が残る、うつ伏せ状態での心中事件で閉じられる。
原作は松本清張による、日…
遺体の女の顔に這う沢蟹…ファーストショットから最高。それから検死医の織田政雄が九州弁で「見事な遺体たい」みたいなことを呑気な口調で言いつつそのまま世間話をしだしたりの素晴らしいオープニング。
恐ら…
“アリバイ崩し”の金字塔。当時では成り得た、東京駅の24時間あるなかでのたった4分間だけ、13番ホームから15番ホームを見渡せたこと。それを刑事が突き止めたことで始まるミステリー。
私も含めた現代…
海岸の岩場でキッチリと並んで横たわる男女の心中死体で始まる冒頭、女の顔にじりじりと這う蟹は不気味でヒッチコックを彷彿とさせるプロローグ。
鎌倉が東京より3度も気温が高いとは思わないが、高峰三枝子は…
東映