年明け直後の1月1日午前5時頃に、ちょっと様子の可笑しい映画を観たいと思い立ち、こちらの「実在するバンドの架空のロードムービー」を、おそらく10年以上振りに再鑑賞。
やり過ぎたポンパドールのリーゼント、黒のスーツに黒のタイ、これまたとんがり過ぎたブーツと言う、明らかにキワモノのいでたちの時点で、既に可笑しさが全開。
コサック、ポルカ、アメリカ各地の楽曲、メキシコの結婚式でのコリード。
地域性などで、こんなにも音楽に違いがあるのかと驚く程、様々な楽曲を彼等のサウンドの特徴でもある「パンクロックスピリッツ」溢れる演奏で奏でられ、それがとてもクセになる。
ニューヨークでの中古車屋さんのシーンに出ていた絵力のあるディーラー役は、映画監督のジム・ジャームッシュさん。
とても雰囲気があってかっこいい。
死体を冷やす為、簡易的な棺桶に氷を詰め、ついでにビールも冷やす。
テキーラで死者が復活するシーンは傑作。
政治風刺がピリッと効いた、ルーツミュージックパンクロックバンドのモキュメンタリー的ロードムービー。
余談
今、我が家の豆苗が、彼等のヘアスタイルみたいになっている。