Arataさんの映画レビュー・感想・評価

Arata

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

Amazonで配信が始まったので、自宅で鑑賞。

今から15年以上前、テレビアニメで「墓場鬼太郎」が放映されていて、「ゲゲゲの鬼太郎」とは一線を画す表現が斬新に思え、夢中になって観ていた。
この頃、第
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

4.5

4月上旬、新宿のTOHOにて妻と鑑賞。

昨年末に妻と映画館へ行き、妻の提案でポップコーンを購入。
味は、スーパーやコンビニでもよく見かける、青地に白の縦縞模様でお馴染みの「マイクポップコーン/バター
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

3月上旬に鑑賞。

ラストに向けて、どこまでが今作にとっての現実で、どこからが虚構なのかが不明瞭で、そこがとても面白かった。


【あらすじ】
割愛。

【感想など】
読みやすさの観点から敬称略。悪し
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パレード(2024年製作の映画)

3.8

レビューの順番が前後するが、3月11日に鑑賞。
どんな作品かのかも知らないままに観てみると、3月11日が関係する映画だった事に驚いた。


【あらすじ】
割愛。


【感想など】

・森七菜さんがなな
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ウエスタン(1968年製作の映画)

-

以前観たのは、こちらなのかな?

Filmarks上は、こちらの141分バージョンがU-NEXTで見られるとの事だが、実際にはU-NEXTでは166分と表示されているので、きっと何かしらの間違いなの
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.5

3月鑑賞分。
ドル3部作の劇場鑑賞前、予習的に再鑑賞。

Filmarks上は、視聴出来るサービスが無いとなっているが、U-NEXTにあるのは166分と表示されているので、おそらくこちらのバージョンな
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続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

-

4Kリマスター版に詳細を記載


https://filmarks.com/movies/115160/reviews/173164243

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 4K復元版(1966年製作の映画)

4.7

ドル3部作の、4Kリマスター版劇場鑑賞を完走。

上映開始から3週間経ち、この日は朝から嵐の様な雨の火曜日、そんな日の午前中の回にしては、それなりにお客様が入っていた印象。

3部作では、個人的に一番
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サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

4.5

「続・夕陽のガンマン」の劇場鑑賞前に、予習的に鑑賞。

現在私は、マカロニウエスタンの傑作、荒野の用心棒、夕陽のガンマン、続・夕陽のガンマンと言う、ドル3部作の4Kリマスター版を劇場鑑賞中。
これらの
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夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

-

詳しいレビューは4Kリマスター版の方に記載。


https://filmarks.com/movies/115159/reviews/172350500

夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

4.5

公開2週目、金曜日の午前中に鑑賞。

荒野の用心棒に続き、ドル3部作を順番に鑑賞中。前回は公開2日目、土曜日のお昼の回だったのでほぼ満席だったが、今回は平日と言う事もあり、割とお席に余裕があった。
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荒野の用心棒(1964年製作の映画)

-

デジタルリマスター版に、レビューを投稿。


https://filmarks.com/movies/115157/reviews/171949436

荒野の用心棒 4K復元版(1964年製作の映画)

4.4

実に3か月ぶり、今年初の劇場鑑賞。
公開2日目、土曜日の午前中の回に行ってきた。
1日1回の上映と言う事もあり、会場はほぼ満員。
60年前の作品なので、リアルタイムだったであろう年配のお客様もチラホラ
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

3.9

荒野の用心棒の前に、マカロニ・ウエスタンを幾つか鑑賞中。

まずは、作者も原題も違うのに、「続」が付いている「続・荒野の用心棒」。
原題は「Django:ジャンゴ」で、後に幾つもの続編とも言える映画が
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用心棒(1961年製作の映画)

4.4

2024年3月22日から公開の、「ドル3部作」の前に予習的に鑑賞。


3月上旬、新宿の街をいつもの様にうろついていると、青空と廃墟を背景に、腰の拳銃に手をかけ、くわえタバコで遠くを眺める様にして立つ
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ミックステープ 伝えられずにいたこと(2021年製作の映画)

3.8

YouTubeを開くと、この作品の宣伝動画がトップに表示されている。
正確には覚えていないが、「アメリカの女の子が、初めてブルーハーツのリンダリンダを聴いたら」、と言った感じのタイトルで、投稿者はNe
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ブートレッガー 密売人(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルに釣られて鑑賞も、やや肩透かし。


【あらすじ】
カナダのケベック州、アルゴンキン族と言う地元の先住民族の居留地で、本来禁止されているはずのアルコールによる問題が頻発している。

密輸・密売
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ひと月程前の事。Amazonで、無料配信が始まったので鑑賞。

作品自体は、1978年版を近年になって鑑賞、原作は未読。

78年版は、犯行のトリックとしてお酒が重要な役割を果たしていたのだが、今作で
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バスキア(1996年製作の映画)

3.7

一月上旬の事。
今作鑑賞の前日に、1959年の映画「渚にて」を鑑賞。敬称略。


「渚にて」でテーマ曲などで使用されていた楽曲が、オーストラリアを代表する国民的な人気曲で、第二の国歌とさえ言われている
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渚にて(1959年製作の映画)

4.0

前々日、ベルファストを再鑑賞。
その際に、彼らは新天地としてオーストラリアへの移住も検討しているシーンがあり、今作を思い出す。


60年以上前の作品なので、ネタバレ表記にはしていないが、大いに内容に
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

前日鑑賞のベルファストに続いて、アイルランドの内戦についての作品を鑑賞。
ひと月遅れで、ようやく文章化。



【あらすじ】
突然の絶交を、受け入れられない男と、納得のいく理由を一切述べずに断固拒絶す
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

ケネス・ブラナーさんのポワロを見始めたので、実は去年一度鑑賞したものの、レビューをつけていなかったこちらを再鑑賞。
そして諸事情あり1月6日の鑑賞分を、今更この月末になって書いている。


美しい現代
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黄色いリボン(1949年製作の映画)

3.7

新年からジャズミュージシャンのインタビュー記事や逸話などを元に書かれた本、ジェフ・ダイヤー氏著、村上春樹さん翻訳の「but beautiful/バット・ビューティフル(新潮社)」を、知人の勧めで読み始>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

-

完全版を鑑賞。

こちらのバージョンとの違いは、一体何が違うのかが不明なので、いずれ違いを発見する意味でも観てみたい。



https://filmarks.com/movies/11915/rev
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.0

新年に大作を再鑑賞。

2日と3日の日に、ケネス・ブラナー氏の監督・主演作、「オリエント急行殺人事件」を鑑賞し、その際イスラエルの嘆きの壁でのシーンに、イギリスによる三枚舌外交への言及とも取る事が出来
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

最近、とある方とケネス・ブラナー氏のポワロの話題になり、私がいずれの作品も未鑑賞であると伝えると、是非とも観てほしいと推薦されたので、順番で鑑賞。

サブスクにて、字幕版と吹き替え版とがあったので、2
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.9

年明け直後の1月1日午前5時頃に、ちょっと様子の可笑しい映画を観たいと思い立ち、こちらの「実在するバンドの架空のロードムービー」を、おそらく10年以上振りに再鑑賞。

やり過ぎたポンパドールのリーゼン
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.9

原作のロアルド・ダール氏の作品を少年時代に読み、作品のファンになる。

数年前、とある本を読んだ事をきっかけに読書にハマり、その時に私の読書の原点とも言えるロアルド・ダール氏の本も購入した。
少年時代
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

年末に、とても素晴らしい作品に出逢えた。

ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司さん主演で、東京のトイレ清掃員を主人公にした映画。
役所広司さんが、今作でカンヌ国際映画祭の最優秀男優賞を受賞した事でも、
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三人の名付親(1948年製作の映画)

4.7

クリスマスプレゼントの起源と言われる、キリスト教「東方の三博士」になぞらえたお話で、作中にもそれを直接的に表現する台詞もある。


ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演、冒頭字幕で追悼している名
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劇場版ごん GON, THE LITTLE FOX(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしいストップモーションアニメーション。


始終ゴンの毛並みが風に揺らいでいたり、スタジオ内で実際に水を流して川を作ったり、映像美へのこだわりを強く感じる大変美しい映像。

人形劇とストップモー
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ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

3.9

メリークリスマス


ファーザークリスマスと言えば、戦場のメリークリスマスで、北野武さん演じるハラ軍曹が読み違いで「ファーデルクリスマス」と連呼するのを思い出す。
本作との因果関係は不明。



可愛
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サイダーのように言葉が湧き上がる(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あきに見てコタツで書いてるFilmarks

夏の映画を秋に観て冬にレビューを書くと言う、季節を横断する形になっている。

登場人物が愛おしい。
性格が、可愛らしい。
思春期特有の悩みを抱えて、人と出
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

5.0

平日の昼間に鑑賞。

お酒関係の仕事に従事している私にとっては、大変に特別な内容の作品故に、かなり甘めの評価なので悪しからず。


いつに無く長文になってしまい、noteと言うブログ形式のものに移行。
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

2週間程前の深夜2時過ぎ、ミッドナイト上映にて鑑賞。

ゴジラ作品は、私が20歳頃に一通りを鑑賞。
当時レンタルビデオ店に並んでいた作品などを片っ端から立て続けに鑑賞し、その後は未見の作品を発見したり
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初日に鑑賞。
少し忙しくしていたので、レビューを書くのに時間を要してしまった。
一言に忙しいとは言うが、今回の忙しさはいくらでも喜んで引き受けたいと思える様な、非常にポジティブな内容だったので、ちょっ
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