ブレッソンは、構図構築においては唯一無二だが、叙述に関してはあまり長けていない、ということが顕著に出た一作。物語性を削ぎ落としたシンプルな内容のほうがよく映える。
主人公は裕福で美しく賢く自信に満…
「偏見に時代はない」
「セックスは上手かったけど、愛を失った」
何となくだけれど、シャルルは政治闘争や信仰、イデオロギーのような相手を理論的に説き伏せるというやり方が、気に食わなかったんだと思う。…
(別媒体から感想を転記)
2022/10/16
理解できたのはこの青年が死に取り憑かれていることくらいで、場面が跳びまくるのと、哲学・史学・数学などの学問的な発言が前触れもなく挟まれるので筋書きの…
映画リハビリ鑑賞
再見
限られたショットや身振りの中に一際、モノが目立ってみえた(革靴、新聞、本の一部、青酸カリ、チョコの箱、グラス)
たぶんブレッソンはサイレント映画を思考しているのだろうね。…
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