徹底的にクールにえがかれたフィルム・ノワール。
そんなに一部で絶賛されるほどの映画だろうかとも思うが、ラスト近くでジョン・ガーフィールドがそびえる石壁の大階段を駆け下りるシーンは圧倒的。
立ち向か…
No.212[簿記係のおっさん、クズすぎでは] 70点
身の上話聴いてやるよ、と口説いた直後のカットが車の後部座席横並びで腕組んで仰け反って聴いてる姿という悪徳弁護士なのに、紙にも包まない大量の花…
シネマヴェーラで蓮實重彦セレクションの一つとして紹介されていたフィルムノワール。
この時代のアメリカ映画にありがちなように、室内の会話シーンは役者が演技してる感が前面に出て非常に退屈だったが、屋外…
2年前のTIFFで見逃したけどスクリーンで観れて良かった。スコセッシが好きな要素しかねーんだろうなって思ってたけど前半のゆったりとしたテンポから後半の銃撃シーンまでテンポヘイトフルエイトじゃないのこ…
>>続きを読むスピーディで凝った表現の会話劇に熱量があり魅力的な良作。
シリアスなシーンになるたびに飲食店のバンドの演奏が止まる演出が面白い。緊張の糸を断ち切る一瞬の暴力も切れ味があってよい。
ヒロインのベアトリ…