「リオの男」等のフィリップ・ド・ブロカ脚本、監督作品
1918年10月、第1次世界対戦末期
イギリス軍に追撃され敗走していたドイツ軍は占領地である北フランスの小さな田舎街から撤退する際に、やがて…
大半の住民がいなくなった街で日常を謳歌するのは、精神病院に入院していた人、セックスワーカー(精神疾患と合わせて描かれているのは微妙だし酷い)、動物達。
逆説的にマジョリティがいかに公共空間から特定の…
しばらく「幻の紫外線」言っちゃいそう。住民がいなくなった街で精神科病棟の患者たちは好きな格好をしてなりきる。司教、将軍、理髪師、娼婦。サーカスのライオンは檻を開けても出てこない。患者たちは街から出な…
>>続きを読む精神病棟から解放されたのに町からは出て行こうとしない患者たちの姿が、開け放された檻から出てこようとしないサーカス団に飼い慣らされたライオンと重なるようで物悲しい。
自由と安全は半径5m以内にあるのか…
©1966 – Indivision Philippe de Broca