このレビューはネタバレを含みます
2023年 4本目
続編の粗製乱造と観たそばから忘れていくのがホラー映画の宿命ですが、ウェルメイドかつコンスタントに作品を手がけるジェームズ・ワンとリー・ワネルのコンビの本作。『Saw』シリーズでも有名ですが、まだ観ていなかったので箸休めとして鑑賞。『Conjuring』ユニバースとの混同が著しい理由としては、役者かぶり、役名かぶり、作家が同じなため手癖的なテイストが似通っている部分が多々。
後半、ジャック・ニコルソンが憑依するかのごとくな展開で笑いました。『Malignant』もそうでしたが、元々そういう遊び心のある監督なのでしょう。リー・ワネルも『Upgrade』、『The Invisible Man』で監督業も順調なので、お金も大切ですが、今後も良作を撮ってくれることを期待しています。