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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDSのASHITAKAAkinoのネタバレレビュー・内容・結末

HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)
3.1

このレビューはネタバレを含みます


複雑で奥が深い それに政治的
/ レア・セドゥ

2024年映画34本目

ようやく鑑賞。
小島秀夫監督の、というより、デスストまでの簡単なドキュメンタリーになっていて、どこか物足りなさも。固有名詞は出てくるものの、メタルギア関連の映像はなし(もしかしたら当時の映像とかも?)。アニメーションの回想やアート寄りの編集は作品のトーンとマナーに寄り添ったものでもなく、鼻につく。声優さんは1人も出演なし。正直、公式SNSが出しているような映像や写真の方が好きかもと思ったり。

ただ自身の顔や名前をブランド化している手腕はすごいし、もちろんそれは優れた革新性とクオリティの高いゲームを作ってきたからこそ。たまに映画やシリーズの感想で外したことを言うけど、憎めないキャラクター込みで好き。きっと、監督の人柄に惹かれて役者の人たちも仕事をするのだろうなと思った次第。そこはどこか昭和感溢れた仕事の仕方でもある。
個人的1番の萌えポイントはキーボードの打ち方でした。あと引用したレア嬢の言葉(作品に対してでもあるが)は意外にも感じた発見。基本的にそういう政治性を排除する政治性を持った人だと思っていたから。

ドキュメンタリー作品としては芯のない半端な出来ですが、好きな人なら観れるサイズ。まったく知らない人の感想が気になったりもします。
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