わたしが視るもの。あなたが視ないもの。赤い舌の上の鍵は白いシーツの上のナイフ、眠くて目を閉じる疲れた午後の網目。初めてサイレントで観た。静寂で観てこそ最も美しい映画だと思った。こんな映画をいつか撮り…
>>続きを読むアバントガードフィルムはなぁぁ。 BBCのインタビューでダヴィッド・リンチは「アートハウスは無くなって行ってなくて、もう無くなった。」と言いた。悲しいけれどそうだね。リンチが無くなったら本当に無くな…
>>続きを読む実験映画は大抵刺激が先行してエキセントリックな味わいが強くなるのに、本作は表現自体は鮮烈ではあるがそれがオブラートに包まれ優美で丸みを帯びた印象になっているのは監督が女性だからなのかそれとも彼女の個…
>>続きを読むこれはやばい。大傑作だ。『アンダルシアの犬』を凌ぐシュルレアリスム映画の最高到達点だと思う。メビウスの輪のような、完全に閉じつつ、しかし無限に通行できる、きわめて複雑な円環構造を持った物語は、まさに…
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