ティオ

ブレンダンとケルズの秘密のティオのレビュー・感想・評価

ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)
3.5
気になっていたアイルランドのアニメ作品2作目。
本が好きな自分は、書のために奔走する主人公ブレンダンの姿に好感を持ったけど、そんな温かな感情を持ってはいけないよなと思うほど、現実の残酷さを感じ取れる良作

バイキングの侵略は、アニメタッチで描かれている上に、全てまでは見せないからこそ安心して観ていられるけど、現実に置き換えたらグロテスクすぎて想像するだにつらい

邪神クロムとの対決のシーンがものすごく印象的
派手な音楽も効果音もなく、静寂の中でブレンダンと邪神との対峙を描くことで、緊迫感が増して良かった

白髪の少女アシュリンがかわいい
クロムの館での表情が忘れられなくてつらいけど
ティオ

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