ティオ

KUBO/クボ 二本の弦の秘密のティオのレビュー・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
3.0
三味線を弾いていた自分には嬉しい作品
紙人形で作ったような世界造形も気にならなかった

三味線の音色で物を操る能力が中心なのかと思いきや、前面に出ているのは人々の絆の強さ
でもそこが良い

猿と虫侍の正体は、予想の範疇ではあったけれど、作中の3人の団欒を思い返すと胸温まって良い

ラスト、村人たちが記憶を失くしたおじいさんに、ありもしない記憶を捏造して植え付ける(いい意味で)ところが良かった
そのおじいさんが、自分たちにどんな仕打ちをした人物なのか重々承知の上で、温かく迎え入れる村人たちの懐の大きさがすごい
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