あちぴろ

ダンケルクのあちぴろのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.7
もっと激しい戦争映画なのかと思ってた。

1940年、第二次世界大戦のダンケルク撤退を描いた本作。
クリストファー・ノーランにしてはあっさりとして難解な謎を残す事もないすっきりとした映画。

空:1時間(1hour)
海:1日(1day)
陸:1週間(1week)
と、それぞれの時間を並行して描かれるので、あるシーンでは夜だったりあるシーンでは日中だったりする。
しかし、最後は綺麗に一つとなるあたりの脚本の巧さ。

キャスト陣も唸る様な豪華さ。
ケネスプラナー、トムハーディ、キリアンマーフィー。彼らは脇役なのもすごい。
主演はのっけから撤退する、先々で船が爆破されたり沈んだりと散々な目に遭いながらも「生きる」ことに命をかける?笑トミー二等兵(フィン・ホワイトベッド)。
凄まじいほどの空爆に次々と襲われ逃げ込んだ先の軍艦も爆破されたり敵の銃撃で沈んだり。
それでも必死に生きようと逃げる。

空ではトム・ハーディ演じたファリアの活躍により敵機を撃ち落とすが。
最後は辛いなぁ。敵じゃなかったら良かったのに。英軍完全撤退しちゃってたってことよね。

商船や民間の船が総出で助けに行くシーンは印象的。
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