崔洋一監督の作品はいつも物足りなく感じる。その物足りなさも、監督自身が実際のところ実感しているような発言を聞いて、俄然興味を持ち観てみることにした、というのが鑑賞の動機。
全体を通して取り立てて際…
引きの画が弱いなんてとんでもない。取り立てもセックスも取り調べも、その場の全員を収めてみせる覗き見視点で強いとすら。
映画としては自棄んなって3Pが始まるのと風祭ゆきの眼差しの垂れ具合が頼もしい以外…
冒頭、日活のダーン、から「エロスの甘き香り」の音楽、古き佳きロマンポルノのオマージュが続いていくイメージ。本妻風祭ゆきと愛人三東ルシアの女の争い、奪い合ってるのは河原さぶという妙なリアリティ。風祭ゆ…
>>続きを読む日活ロマンポルノ
50周年おめでとうございます。
催洋一監督作品
このジャンルって
ほんと今の商業監督の
登竜門的なとこあるよな
タイトルから
婦女暴行みたいな
やつかと思ったら
保険金詐欺的な…
美容院(さんらいず)の2階から夫と愛人を目撃するオープニング。3人で夜逃げしたあとぼそっとつぶやく「美容院いきたいわ」最後の最後まで宙ぶらりんな存在の風祭ゆきがなんかいい。みせるとこみせずにかっこよ…
>>続きを読む佐賀替え玉保険金殺人事件を元にした実録殺人事件もの。替え玉を殺すくだりがばっさりと省略されていて、男と二人の女のドラマに人殺しのアクションは不要だと判断したのか、そもそも自動車事故(に見せかけた殺人…
>>続きを読む風祭ゆきさんと三東ルシアさん、2女優を堪能した。
社員の事故により借金地獄に堕ちた社長(毛深い)と妻(風祭)、従業員兼愛人(ルシア)3人の関係性が説得力があった。
「美容院、行きたい…」とつぶやく…
自営業の夫・妻・愛人の3人が
複雑な思いと借金を抱えながらの
奇妙な共同生活
保険金目当てに替玉保険金殺人を実行するが
そこは替玉…遺体の顔に花バンバン乗せて隠したりコミカルにならざるを得ません…