ティオ

THE BATMAN-ザ・バットマンーのティオのレビュー・感想・評価

4.5
個人的にすごく好みの作品だった。
最初は3時間超という上映時間がやや不安だったけど、冗長さなんて全く感じない没入感がある。

私自身はバットマン作品をしっかり見たことがなかったけれど、それでも問題なく鑑賞できた。
元々薄暗い所が大好きだから、他作品に比べてかなり暗い場面が多いのも良い。
特に、予告でも使われていた、照明という照明が銃撃の光しかない場所で闘うシーンが好きだった。

カーチェイスのシーンは、鑑賞時は何か違和感あるなぁと思っていたけど、なるほど、主人公であるはずのバットマンが敵のような描かれ方をしていたのか…。
他の方のレビューを見て気が付いた…。

敵方のリドラーは、狂っているというよりも、世間的には犯罪とされる方向に向かってしまった一般人という印象で、中々憎みきれない感じがあって好みのキャラクターだった。

あとはTwitterで流れてきたインタビューで、ロバート・パティンソンが「(バットマンになって2年後の話なのに)全く何も乗り越えていない」と笑顔で話しているというのが好き。
ティオ

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