内戦が続くシリアの首都ダマスカスで、身を潜めて暮らす住人たちの生活をドキュメンタリータッチで描きます。
電気、水道などのインフラは破壊され、侵入者を防ぐためドアにはかんぬき2つ。そしてスナイパーか…
紛争の描き方として、最前線の戦闘そのものを見せず、マンションの一室の一日を切り取るというのが新鮮だった。女性子ども老人が、あらゆる暴力に襲われ、他者の命を天秤にかけなければならず、先の見えない状況で…
>>続きを読む起承転結のあるストーリーというよりは一日の切り取り。立てこもり生活のなかで特に出来事の多かったある日の。
これはこれで良いと思った。戦争は必ずしも何かが何かに帰着していくというよりただただ日常を破壊…
日常のシーンで常に爆撃音が鳴っていたり、赤ちゃんは襲撃の音でも泣かなくなったり、ただカーテン越しに見て「明日は自分かな」なんて思ったりするんかもしれない。でも「自分じゃなくてよかったと思ってしまった…
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