とつこ

アフター・エブリシングのとつこのレビュー・感想・評価

アフター・エブリシング(2018年製作の映画)
3.0
もともとのタイトルが"Shotgun"だったんだけど、アクション映画と勘違いする人が多くタイトルを変更したそう。

"Shotgun wedding"という、「 妊娠によるやむを得ない結婚」
「必要に迫られて行う妥協」を意味する言葉があるんですが、

そう考えると、なんとなくこの映画の、ひとつのテーマが見えてくるような。

必要に迫られてそうしたのか、本当の愛でそうしたのか、って。

"After everything"と、どっちのタイトルも好きだなぁ。

すべての後…
すべて「経験した」後で?
すべて「めちゃくちゃになった」後で?
すべての「愛を注いだ」後で?
すべての「自分の気持ちに気づいた」後で?

とにかく、何かが終わった後に新しい事が起こるのは事実。

どことなくさわやかな後味の映画で、
会話が良かったのと、演技も良かった。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

★3.0と、自分にしては低め点数にした理由は、単純に好みじゃなかったからです〜〜

試写会に参加できて感謝ですが、嘘はつけん。
映画としての新鮮さが感じられなくて、よく見る演出ばかりの上に「このシーンは必要かな…」と感じてしまう部分もあったりで、
95分の上映時間の割に観るのに少し疲れてしまったのです。

刺さる人にだけ刺されば良い系の映画なのかなぁ、なんでこれ日本公開しようと思ったのかなぁ、なんて考えてしまうくらい…ロッテントマトの評判は良かったのに…残念ながら自分には合わなかったです(T_T)
とつこ

とつこ