なんて美しい映画なのか。
対比が素晴らしく効果的な映画でした。
オープニング、現代から過去の入りはシンプルながら見事で引き込まれたし、
「戦いごっこ」から「本当の紛争」への切り替わり、芯からゾッとしました。
そして大人が交わす現実的な会話と映画のファンタジーな世界。
映画を見てるときのバディの表情がめちゃくちゃ「良い」んです…！
尊くて、涙が出てしまいました。
「良い」といえば、
バディの"洗剤"の言い訳も良かったのでぜひ見て頂きたい…。
チャーミングなお祖父ちゃんと、なんだかかっこいいお祖母ちゃん、
お父さんには優しさを感じたし、
そして子供が悪さしたときに、あの剣幕で怒れるお母さんって素晴らしい。美しい。
魅力あふれる家族に囲まれて、美しさも恐ろしさも、子供なりに（子供だからか？）全部吸収して育っていくバディを本当に愛おしい。
大事な言葉や行動が多くあったけど、説教ぽくならず、どれも優しく心に入ってくる本当に素敵な作品でした。
