ほろ苦くて甘酸っぱい、ボーイ・ミーツ・ガール的なストーリーかしらと思っていたけれど、実際はもっとこう…いい感じに拗れてましたね、ガールのほうが。
自分の存在意義を周りの人や環境に求めてしまうタイプの子。
人から必要とされる事ってある種の気持ちよさがあるから、その経験に依存しちゃうんですよね。
んで、ひとりでいるときにふと「何者にもなれていない自分」に気づいてしまって焦る焦る。
見に覚えのある当事者としてはたまったもんじゃないんですけど、
はたから見てると彼女のふらふらした生き方がコミカルで愛らしい😂♥
人生の中のきらっと光る瞬間が切り取られているラストも爽快。
自分の気持ちに従って、それが滑稽でも失敗しても、いいじゃんいいじゃん、って感じのご機嫌な映画でした🙌夏が似合う。
そしてそして劇中、
「みんなクソだよな?」って台詞があったのですが、妙に好きでしたこの言葉。
だよねだよね〜、自分も含めてね!って、なんだか脱力。
音楽も良きでした…!🥰