町医者の女性が自分の仕事と男性との愛のどちらを選択するか葛藤する1953年のフランス映画。最後の最後まで主人公がどう決断するか分からないという筋書きにハラハラした。この「仕事一筋の女性に男性が愛想を…
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ジャン・グレミオン節とも言える少し高い位置から人物を捉える俯瞰ショットから、嫌味のないズームのショットへの移行等、高低・平行・垂直方向に動く撮影が、その地味な邦題からはおよそ想像がつかないほどの豊か…
>>続きを読むマジでDr.コトーの男女が逆転してたらこんな話になってそうで怖い。女性のキャリア追求と幸福追求とが当たり前に両立不可であると思われていた時代、って今もだろうが、70年前にんなアホな話あるかいなと痛烈…
>>続きを読むジャン・グレミヨン監督作品。
医師の仕事と、愛する男性、そのどちらかを選ぶよう迫られ悩む女性を描いた悲しくも美しいラブストーリー。
ブルターニュの離島に医師として赴任してきた主人公のマリーは少し…
二人が決定的になる瞬間の灯台の光!光に導かれて出会う。
別れのきっかけになるのも、灯台へ出向くこと。誘いの電話の炎、ラストのライターと象徴的でないイメージの反復。
カットが変わる毎にただならぬ事態へ…
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愛を取るのか、それとも自分の人生を取るのか。
当時としては先進的な二者択一を迫ってくる異色のフランス製恋愛もの。
中盤までは既視感ある恋愛ドラマ。
ミッドポイントからは、結婚したら家にこもるべきとい…
もはや呪いとも形容できる概念としての"島"は若干『ストロンボリ』を想起(あっちはまあアニミズム的なとこに繋がるけど)
あんまおもろくはなかったし、『曳き船』でもおもたけどグレミヨンのメロドラマは合わん