このレビューはネタバレを含みます
ダサいフォントに警戒をしていた反面、寧ろADVゲームの情緒を思い出しながら観た。テキストにドイツ語が映し出されないこと、劇伴が全てピアノなこと、死神というモチーフや三つの物語の旅情感、素朴に良いなと…
>>続きを読む宿命。夜の闇、死を指し示す時計の針や蝋燭。オリエンタル・レザレクション。現代消費される物語が古臭いことがよく分かる。扉の無い壁。蝋燭様シルエットの階段、イスラムの細長階段、文字通り祝祭なカーニバル階…
>>続きを読むオムニバス形式で愛を問うメロドラマ、こんなの泣きますって…。
命の時間を象徴する蝋燭、思い通りに事を運ばせないラングのサディズム性のようなものが死神に投影されていた気がする。銅像にされた女が流す涙が…
第3回カツベン映画祭
弁士:澤登翠
演奏:カラード・モノトーン・デュオ
湯浅ジョウイチ(ギター)鈴木真紀子(フルート)
豪華な作りでどれだけの映画の素が詰まっているのか圧倒される。
中間字幕も凝っ…
澤登翠さんの弁士、カラード・モノトーン・デュオ(湯浅ジョウイチ、鈴木真紀子)の演奏で鑑賞。
死んでしまった恋人を救おうと娘が死神に懇願、生き返らせるために3つの機会をもらい恋人を助けようとする物語…
再見。死神の完璧な佇まい。第3節の荒唐無稽な寓話感が特撮も含めて楽しい(悲劇なのだけど‥)。象の皮膚の様な死神の城の城壁が不気味且つセットとしてのスケールに食らう。ホウ・シャオシェンの百年恋歌ってこ…
>>続きを読む100年前の映画ということで古さは否めないが、それでも冒頭の死神が出現する場面をはじめフリッツ・ラング監督によるセンスのある演出が随所で光り、ラングとドイツ時代コンビを組んで活躍してきたテア・フォン…
>>続きを読む