ナチス敗戦間際の実話がベースになっている作品。
脱走兵の若者が偶然ナチス将校の軍服を手に入れ、権力を振り翳していく。
映像も音楽も抑揚は少なめで、淡々と進んでいくが、テーマがテーマゆえそれで良かっ…
人の見た目や身なり、それらしい言葉を信じ翻弄される。現代でもあり得ることだけど、この時代のこの内容は重みが違い過ぎる。きれい事を言いたくなるのは、実際に争い事のない幸せな世界に生きているからかもしれ…
>>続きを読むまさかの実話でびっくり。
二十歳の脱走兵、丈の長い軍服、借り物の権力
最初に出会った遊兵に大尉に間違われてからあれよあれよという間に独裁者へと変貌してゆく。
なんでバレなかったん?という疑問も
…
このレビューはネタバレを含みます
予告でもあるが、ガス欠の車を引いてるところでの、軍隊手帳をやりとりするシーンが演技力や緊張感があって良い。
囚人大量虐殺シーンで、ヘロルト大尉が叫ぶ心の内は、普通の人間ということを表したかったのか…
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