史実とはいえ観る前から成功するのが分かってしまう副題はどうなの?と思わないでもないけど、全編を通してハラハラする緊張感があった。
中盤、気球は諦めてこのまま陸路で行くんじゃないかと一瞬不安になる展開…
タイトルがうるおぼえなのですが、ドイツで『99個のバルーン』というポップソングがあったかと思いますが、あれは東西分断のメタファーだったのでしょう。
ドイツが東西分断されていた時代に、共産圏からバルー…
東西冷戦下の東ドイツを舞台に、「空に壁はつくれない」と手作り熱気球で西ドイツへの亡命を目指す家族の脱出劇を実話を基に映画化した本作は、家族の中で葛藤や焦燥があったり、秘密警察の追及が彼らに肉薄したり…
>>続きを読む82年のディズニー映画『気球の8人』(ジョン・ハートやボー・ブリッジスが出てる『マーティ』の監督さんが撮った映画)のリメイク。
何故か試写会に呼んでいただき拝見が叶いました。
国境(といっても東…
多くのヒトは自分自身や、家族、友人や愛する人に自由がないと気づいたとき、その自由を求めて行動をする。
それが側から見たらとんでもないことであったとしても、自由を勝ち取るためならなんだってできる。
そ…
アルゴライクな戦後しばらくたった東ドイツからの脱出スリラー。
特に気をてらった演出でもないけど、ときにミスリードを誘うお手本のような編集、特に終盤はお見事。ハラドキ感がかなり強い反面、政治メッセージ…
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