このレビューはネタバレを含みます
【印象に残ったセリフ】
「神様、お願いです。これ以上僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないでください。」(森島帆高)
【演出】
雨の表現の多様性が印象に残った。地表でミルククラウンのように跳ねる水飛沫だけでなく、ガスメーターにはねる画や音を切り取っていたのが面白かった。
【感想】
「君の名は。」のときに事前情報を入れすぎて、楽しめなかったのだが、「天気の子」は素直に楽しめた。帆高の「陽菜>東京」という選択が正しかったのかはわからないし、他に何か方法はなかったのかと思ってしまう部分もあった。余計なことを気にせず、自分の気持ちに正直に生きる大切さが描かれていたのだろう。