ティオ

バクラウ 地図から消された村のティオのレビュー・感想・評価

3.0
YouTubeの映画紹介動画で気になって鑑賞
最初から最後まで独特の雰囲気が漂う不思議な映画

一応主人公となる人物はいるものの、全編を通して影が薄く、あくまで村人たちそれぞれが主役という印象
それも、不思議な感覚を生むのに一役買っているのかも

殺戮に躊躇のない侵略者たちが、仲間に向けられた銃には怯んだのは、身内のことは人間と認識しているからかなと感じた
村人のことはあくまで狩りの対象としてしか見なしていないかのような残酷さ
身内であっても、敵と認識すれば何のためらいもないようだけれど…

博物館の館長の「壁の血はそのままで」が格好良い
ティオ

ティオ