アダムドライバーとスカヨハって…ご褒美じゃあないですか。
2人ともすごく良かった…!
変に聞こえますが、口論のシーンがお気に入り。
洋画の口論シーンって、口汚くてただただ五月蝿いだけのイメージしか無かったのですが、
今作はなんだか、言葉の裏の「止められない、相手を傷つけると分かっているのに言葉が止まらない」という、身に覚えがある嫌〜な感覚がダイレクトに伝わってくるようで。
一番心に「ウッ」と来ました。
自分は結婚も離婚調停も経験がないので、
夫婦間のことにはなかなか共感しずらいのですが…
それでも、
「声を上げずに泣くことができる」ことの哀しさや
どうにもできない、置き場に困る感情に胸が痛みました。
バカみたいなことしちゃった。
つい口に出してしまった。
取り返しのつかないこと、
もう戻れないこと、
年を重ねるごとに胸につかえるものが増えていくような気がするけど、
"たしかにその時、そこにあったもの"
があるから、
とても美しいものを知っているから、
今もこれからも生きていけるんじゃないかって、そう感じました。
自分、この監督好きかもしれないです。
他の作品も観なければ〜!!