どんな作品か知らずに見た私も悪いんですけど、全く合わないですね
定点で見学者を見せられるだけ
映してるのは施設ではなく群衆
本当にそれだけ
そこから何を救い取れるかは人それぞれなんだろうけど、間違い…
暮れにたまたま大岡昇平の原作を読み始めたせいで、年の明けた深夜から塚本晋也の『野火』をまた、しかもプロジェクター&ヘッドホンでいうトチ狂った失策鑑賞で明けた元旦。もう開き直りで初映画もこれ。と観はじ…
>>続きを読む構図があまりに完璧だった。
入り乱れるガイドの言語、砂利道を踏み締める音達。国の垣根を超えた虚構の空間がそこに存在している。
大量に積まれた薪(?)の前に女性が1人現れるカットが凄く印象的だった。
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晒しあげじゃなく、もっと長いスパンで並列で考えた時の、この場にいる人間の行いの一形態を記録したものなのかな。
ドアの開け閉めをひたすら見てると、意味が崩壊してボッーとしてくる。見れば見るほど過去も…
ゼーバルトの『アウステルリッツ』を読んだ関係でこちらも。セルゲイ・ロズニツァの映画は初めて見た。この方もともとウクライナに住んでて、ドイツに移住したんだ。『破壊の自然史』(2022)では脚本にゼーバ…
>>続きを読むこれを「アウステルリッツ」と名付けるのか。
東欧で、ジェノサイドの現場の近くに住んでたことがある。そこで身内を失った友人達もいた。どんな季節でも天候でも献花が絶えたことはなかった。わたしの住んでた…
ライブカメラみたいな映像。この人たちがみんな何を考えて見て回っているのかは本人以外の誰にもわからず、わたしが何を思っても決めつけにしかならないのでは?と思った。ツアーに組み込まれて興味ないけど来た、…
>>続きを読むあまりにも考えなしに写真を撮っている観光客たちには呆れたけれど
淡々と情景だけを流しているので全体的に退屈だった。
ガイドの言葉は印象に残った。
「生きる希望を利用したのです
家族や友人に会え…
2021.2.1 サツゲキ
小学生の頃母が買ってくれた『悲劇の少女アンネ』を読んで号泣して以来、アウシュビッツ関連の本を読んだり映画を見たり、生存者の方の講演を聴きに行ったりするうちに、いつかは…