神経症のブルジョアおじさんが、偏執的一目惚れで結婚した女を強く強く愛する中で、もう完全に手のつけられないガチ目のパラノイアになっていく怖い話。
パラノイアに対する解像度が異様に高くて、最高に面白か…
これが笑えるんですが、ただ笑うだけだと最後まで緊張感が持たないです。だんだん怖くなってくるので最後まで目がはなせません。いやあ。面白かったです。あの歩き方ひとりでマネしたくなります。演出も凄いですね…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
夜中に階段に座り込んでパイプで柵をガンガンやりまくるところが一番怖かった。すごい演出。。。
あの男の情緒が終わっていく様はだんだん可愛く思えてきて、DV夫から離れられない奥さんの気持ちが少しわかっ…
ブニュエルらしさ炸裂!
脚フェチから始まり、反宗教、ブルジョワ批判、嫉妬、暴力、狂気…
嫉妬心、猜疑心のかたまりの男が次第に狂っていく。狂気っぷりがもはや笑えるレベル。世間からは地位もあり認められ…
男の異常ぶりを女の回想で語っていくが、これがどうなるか分かっていても、惹きつけ続けて見せる上手さがあった。ブニュエルは胸の方が好きなのかと思ったが、これは足の映画であった。『ガス灯』と同様に、序盤は…
>>続きを読むルイス・ブニュエル監督、ガブリエル・フィゲロア撮影。
ブニュエルの最高傑作とも言える作品で、ブニュエルの個性と、映画表現が最も融合した作品と言えるかもしれない。
教会での出会いを、足への執着を含めて…
カトリックの男が一目惚れした女性をロックオンし、執念の末、心を掴むのだが…
女性に夢を見すぎた純粋すぎる男の悲劇?
嫉妬深いオジサンの束縛&暴走が恐ろしくも可笑しい。
統合失調症のように陥る様は…