ブニュエルがモラハラ/DVの実態を真正面から描いていて驚く。外面は良いという見せ方や母親神父を言いくるめてしまう描写も怖い。最後まで笑って見ていたシネフィルジジイ共はこの映画が恐ろしいことを描いてい…
>>続きを読むヴェーラのチラシのあらすじ欄に「童貞おじさん」って書いてあるの笑うwww
おもしろかった!けどめちゃくちゃストレス溜まる作品だった。ブニュエルは観てる側を不快にさせることをあえて狙った作品が多いの…
社会的に地位高めで自尊心高めの男が相手の女性を支配しようとして、結果暴力とかに走って暴走し、最終的に去られるっていうレイ『孤独な場所で』とかオフュルス『魅せられて』とかと同じ種類の大好物のやつだった…
>>続きを読むよくある妄想自滅型ともいえるが狂いっぷりがなかなか酷くてお茶目な描写もありたのしい。高い塔に登って見下ろしながら「ほら見ろ、馬鹿な人間どもがうようよいる」と嘲笑うシーンには笑ってしまったが観賞後渋谷…
>>続きを読むカトリック洗足式の脚へのフェティシュから、妄想、嫉妬、幻視とパラノイアの症状が展開する。男は旧家の嫡子で信仰心に篤く、独占欲が強い、パラノイアの特徴そのもの。まるで心理学の研究のような映画であり、リ…
>>続きを読むフランシスコみたいに、パートナーを自分の所有物のように思ってしまう人は一定数いる気がする。コミカルに見えたところもあったけど、狂気的な部分が多くて怖さもあった。ブニュエルの作品は生々しいというか、人…
>>続きを読むジジイの童貞が人間不信で統合失調症になる話。度を超えた言動は彼女からしてみたらホラーで、完全に他人事のままの使用人からしたらコメディ。あいつらは尊敬してますとか言って裏(映っていないところ)で主人の…
>>続きを読む原作のメルセデス・ピントの小説は未読。ブニュエルが彼女の物語を映画用に脚色をしており、女性視点ならではの病んだ人間の異様さを描いている。また監督は今まで撮った中で主人公の分身であると公言しており、個…
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