かじドゥンドゥン

ホステージのかじドゥンドゥンのレビュー・感想・評価

ホステージ(2005年製作の映画)
2.5
軍の特殊部隊からロス警察の交渉人となり一線で活躍していた刑事ジェフは、ある人質立てこもり事件で判断を誤り、人質2名射殺の後に犯人が自殺するという最悪の結末を招く。

1年後。平和な田舎町の警察署長に落ち着いているジェフ。ところがこののどかな街で、3人の青年が会計士スミスの豪邸に立て籠もる事件が発生。不法侵入者を知らせる警報に応じて様子を見に行った女性警官が射殺される。ジェフは自ら現場に急行し、犯人との交渉を始めるが、青年のうち一人は、幼少期に父が母を殺し自殺する場面を目撃した過去を持ち、人の死に対する関心・執着と歪んだ愛情表現に蝕まれたサイコパス。さらに、人質になっている会計士スミスは、巨大な組織犯罪をアシストしていたようで、その組織の連中がジェフの妻子を人質にとり、スミス宅にある極秘資料(ある映画DVDのケースに入っている)をこっそり押収するようジェフに迫る。

過去の失態のフラッシュバック、人質の命、自分の妻子の命など、多重の荷を背負いながら、奮闘したジェフは、見事みなの命を救った上、組織犯罪の連中も始末する。