非凡と平凡、嫉妬と憧れ、友情と恋
吉田恵輔監督が描く王道じゃないスポ根映画。
努力すれば報われるなんて好都合すぎる、上には上がいる世界で才能の無い人は埋もれ続けるのが現実。それでも瓜田はボクシング…
ボクシング嫌いなのになぜか見ちゃったのは出演者が魅力的だったから。
どんなに情熱があっても勝てないものは勝てない。ほとんどの人がロッキーになれない。題名のブルーって、陰気な気持ち、負け犬の強がり、見…
吉田恵輔はこんな作品も創れるのか。
この人は人間の嫌な、汚い部分を描くのが上手いんじゃなくて、人間の心の機微を描くのが上手いんだと実感し、反省。
話自体に大きな波があるわけではないが、飽きることの無…
吉田恵輔作品の中では爽やかな部類。
北野武監督の「キッズリターン」や、阪本順治監督の「どついたるねん」のようなストイック系ボクシング映画。
日本のボクシング映画は海外映画の華やかさとは違って地味な…
83点(100点満点中)
〈脚本〉39/45点
松山ケンイチ演じる主人公のことを、誰もが「本当に良い人だなあ」と思うような脚本・セリフ・演技が組まれており、だからこそ「これじゃ勝てないよなあ」とも途…
ブルー』製作委員会