魔法にかかり続けていた。ミュージカルだけど拗さがなくてテンポもいいし話も分かりやすいし、何より画面がずっと楽しい！ホリデーシーズンに公開したのは大正解。
そしてティモシー・シャラメの圧倒的主人公感。どこか飄々としているけれど夢に溢れた純粋な青年で、正攻法じゃない突飛な閃きやトラブルさえ味方につけてしまうキャラクターが、世界の人気者ながらどこか掴みどころのない彼にぴったりだった。あとそんなに歌って踊れるんですね…！？という驚き。
ティム・バートンの方も奇天烈で大好きだけど、ロアルド・ダールの世界観を受け継いでいるのはこの作品や「夢のチョコレート工場」の方なんだろうな。キラキラしたものや人生の置いてきたものに触れたい時にまた観ます。
