抑えていた思いが制御できず溢れ出してしまった歪んだ愛。エゴか真実の愛か。山田杏奈さんの陰鬱で暗い色を含んだ表情が秀逸。自分の思いを曝け出し否定されたときの思春期ならではの虚無感や悲壮感の計り知れなさ…
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山田杏奈ぶっ飛びすぎてて面白かった笑
こういう世界観の邦画大好きだ。他の恋愛系学園ものとは一線を画している(もはや別ジャンル)な気がする。
男の奪い合いかと思ったら、まさかの百合展開かい笑斬新すぎ…
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『ひらいて』の意味が終盤まで全然掴めなかったけど、最後の手紙でなんか一気にそういうことかってなった。
誰よりも心を開いてなかったのはあいちゃん自身で、全てが自分の思い通りになると思って、ならないと…
首藤凛監督の作品。例えば「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」で大九明子が綿谷りさ作品を描くときには濃度が高いコメディを選択しているが、本作はアート映画のような省略の話法でこじらせ女子の歪みを描いて…
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綿矢りさという時点で素晴らしいクラウチングスタートの開幕だった。そのまま選手は「たとえ」という素晴らしい名を持っていることからカーブでインコースへと直行、そしてゴールへと一着でゴール。このままみんな…
>>続きを読む新潮社 2021「ひらいて」製作委員会