7月9日 アップリンク吉祥寺で再観賞。21時の回でしかやってないけど、やってくれるだけでもありがたい。
やっぱりこれは「火垂る墓」だった。バラバラに提示される断片を時系列に並べ替えるとこうなるはず…
彷徨う記憶。
息遣い、車の走音、シャワーの水音。
狭い押し入れか屋根裏部屋の天井を照らし、反射して身体を照らす僅かな光。トンネルの光と重なる。
人間の業が生む罪の意識。
そんな中だからこそ、なぎさ…
暗闇をひたすら見せられた。
他にも、くぐもった鼻歌や後ろ姿など、ストレスがたまるものを次々と。
9割理解できない短編映画を繋ぎ合わせたような作品。
さすがに長編なので、少しずつ明らかになっていく。
…
とんねるモノ、今年は"雑魚どもよ、大志を抱け!"に続いてかな。昨年だと"きさらぎ駅"と"夏へのトンネル、さよならの出口"ですかね。とんねるモノって..あはは。どこに繋がっているのかいろいろとかきたて…
>>続きを読む内的な喪の旅を必要最低限しかない台詞と何も映らない暗黒と赤い灯で表現しきっていて凄まじかった。現在と過去を象徴する赤と青が脳に焼き付くほどに鮮烈。乖離する映像と不協和音は、主人公の脳内に反響する後悔…
>>続きを読む©MMXXI Takeshi Kogahara, Mami Akari