7月9日 アップリンク吉祥寺で再観賞。21時の回でしかやってないけど、やってくれるだけでもありがたい。
やっぱりこれは「火垂る墓」だった。バラバラに提示される断片を時系列に並べ替えるとこうなるはず…
内的な喪の旅を必要最低限しかない台詞と何も映らない暗黒と赤い灯で表現しきっていて凄まじかった。現在と過去を象徴する赤と青が脳に焼き付くほどに鮮烈。乖離する映像と不協和音は、主人公の脳内に反響する後悔…
>>続きを読む「あそこに幽霊も、何もいないんですか。」「きみが幽霊だよ。」
偶然訪れた心霊スポットのトンネルで、兄は死んだ妹を見る。絶望の淵で共に育った妹を後に、逃げ出すように故郷を去った兄・文直。妹のなぎさは、…
暗い画面に目を凝らし、微かな音に耳を澄ます。何が映っているのか、何が鳴っているのか。集中すればする程惹き込まれて行く魅力。顔の見えない他者、入り組んだ時系列含めて説明は殆んどなく、解釈は観客に委ねら…
>>続きを読むTVCMとか作ってはる方の長編デビューとのこと。七里圭さんとか(『眠る虫』の)金子由里奈さんテイスト。
執拗な固定長回しとか台詞の極端な少なさとか、役者さんたち(とりわけ当時12歳だったという山﨑…
このレビューはネタバレを含みます
個人的感想
内容は最高に絶望だけどすごい心地よかった。
音も映像も風景も、きもちわるいけど綺麗でした。
子役たちが生々しかった…
これは質問?もしこうかなとおわかりの方がいらしたらお聞きした…
©MMXXI Takeshi Kogahara, Mami Akari