Fernwehさんの映画レビュー・感想・評価

Fernweh

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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラマヌジャンに全く追いつかない社会。
ラマヌジャンを理解する人が海を渡っても出てこない孤独。ラマヌジャンが異国で味わう、数々の差別や習慣の違い。
見るのも辛いところがあるほどだ。

彼にとって「すべて
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プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スザンナの歌声が、可愛いのみならず大変素晴らしい。
モーツァルトは恋(というか不倫)多き人でしたか。
親の見る目のなさ、スザンナの最期の酷さ、どこまでも気の毒で仕方ない。時代のせいもあるにせの、このあ
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パシフィック・ウォー(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生きながら痛めつけられるとか喰われるとか、何しろどこまでいっても海のど真ん中は無理。

原爆運ぶのに、これだけの犠牲を払って、原爆を落として、あれだけの犠牲者を生み出した、その決断をした人たちの罪深さ
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赤の涙(2016年製作の映画)

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2010年のウルグアイのシーンで始まったものだから、そんなのつい最近じゃないかと盛大に戸惑ったが、70年代の最低最悪の話だった。
あれだけ若い女性が、叫んで助けを求めても、目撃者たちが誰一人として動け
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ディファイアンス(2008年製作の映画)

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故郷を追われた人々が、ない食べ物を分け合いながら、助け合いながら、生き延びる。新たな住処を作りながら、追っ手から逃れ、時に祝い、内部で争い、敵と闘い、その集団は増え続け、終いに1,200人を超える集団>>続きを読む

マウトハウゼンの写真家(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

マウトハウゼン収容所で7,000人のスペイン人が殺された。フランス軍との闘いや内戦で捕虜になった人々で、フランコ政権は彼らの国籍を剥奪した。青い逆三角形は国籍がない人の印。“夜と霧”令。仕事を与えられ>>続きを読む

正義のレジスタンス(2018年製作の映画)

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本も映画も出続ける時代の話。
いくつあっても、描ききれないストーリーが、人生が、人の命があったことを思う。
悲しい結末にはならないと、なぜか信じて見始めたから、困難な時代に、土地に、偶然生まれ、生きる
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ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~(2023年製作の映画)

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音楽によって、奇妙なほどの明るさやコミカルさを保ち、滑稽に見せる力まで持たせる独特さ。

忘れられし愛(2023年製作の映画)

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ベタながら綺麗な作品に感じた。
ポーランド語がわからないのを勿体なく感じてたまらない。絶妙に他言語と被る単語はありつつも、ちゃんの字幕見ていないとわからなくなる。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

少なくとも10年以上ぶりに見た。内容をまったく覚えていなかった。
初めて見た時より、関連知識があるし、量を見たり読んだりしたことは間違いない。
シンドラーはけして、ただ純粋な“善人”なわけではない。戦
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リプハーゲン: オランダ史上最悪の戦犯(2016年製作の映画)

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SicherheitsdienstのSD
※ナチス・ドイツの親衛隊(SS)内部におかれた情報部、親衛隊保安局or親衛隊情報局と訳される。

リプバーゲンの話は見たことがあった気がしていたけど初見だった
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