でんきさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

でんき

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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.1

凄く良かった!という程ではありませんが、面白かったです。こういうのでいいんだよ、と言いたくなるような丁度いい映画でした。旧三部作みたいな作風に回帰していました。戦争より冒険映画といった趣で場当たりな展>>続きを読む

ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE(2013年製作の映画)

2.7

バカバカしくてバラエティが過ぎてて、これは映画じゃなくバラエティ。自宅で観てても、当時よくこれを小規模とはいえ劇場公開したな、と思いました。まぁ大人の悪ノリですね。

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

3.6

このシリーズって面白いよな~。VRに没入して現実を忘れ、街で騒動を起こす展開は笑った。クライマックスはもっと大暴れしてほしかったかな。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

『ジョーカー』は、主人公アーサーの心の移ろいを丁寧に丁寧に描いた良質な映画でした。そこには劇的な瞬間を経てジョーカーに覚醒するのではなく日常の隙間で怒りを暴発させてしまう生身の人間の姿が描かれていまし>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.9

最近『ジョーカー』を観たので、改めて『タクシードライバー』を鑑賞しました。主演のロバート・デ・ニーロが『キング・オブ・コメディ』(1983)で演じたルパート・パプキンはまるで蝋人形が動いているような印>>続きを読む

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

先日ジョーカーを鑑賞したので視聴しました。『キング・オブ・コメディ』の主人公のルパート・パプキンに関してはヤベー奴観たって感想なのですが、最後雨降って地固まってるじゃないっすか。えっ、こんなラストかぁ>>続きを読む

仮面ライダー THE NEXT(2007年製作の映画)

1.5

これはいったい何を描きたい作品なのか。登場する三人の仮面ライダーはヒーローとしての魅力に欠ける。しかもこの映画は『仮面ライダー THE FIRST』の続編なのにアクションが少ない。
演出はホラータッチ
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デビルマン(2004年製作の映画)

1.0

噂に違わぬ駄作。チープで「映画らしさ」が皆無。開幕一発目のショットからして安っぽい。登場人物の衣裳まで安っぽい。見せ場がなくギャル男二人が演じる不動明と飛鳥了、そしてギャルの酒井彩名が演じるヒロインの>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.0

ガンマニア&格闘アクション映画ファンを唸らせてきた『ジョン・ウィック』シリーズ第三弾!迫真のガンファイト!至高の対人格闘!次から次へと現れる刺客に、あの手この手組手で立ち向かうジョン・ウィック!この男>>続きを読む

ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.6

ナンセンスの連続。お色気ギャグが意外とあり。ウィットとユーモアに富んだのだと想像してたら、どちらかいうとバカバカしい作品でした。それでもクライマックスはユルく暴徒に立ち向かったりして、警察モノっぽさ出>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇(1997年製作の映画)

3.5

48作品製作されてきた『男はつらいよ』のエピローグ的作品で「寅次郎ハイビスカスの花」の再放送といってよい。満男のパートがもの悲しい。今回渥美清に代わって主題歌の『男はつらいよ』を歌うのは八代亜紀。聴き>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎紅の花(1995年製作の映画)

3.2

大人のモラトリアム。寅さんが阪神淡路大震災の後の神戸に行っていた場面を観たら、もしかしたら東北大震災の後の福島県や岩手県などに行っているのではないかと想像してしまい、ちょっぴり寂しくなった。リリーはど>>続きを読む

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.5

突如地球に現れた異形のエイリアン。そして宇宙船に拐われ必死の抵抗を試みるフランク・グリロの運命や如何に。
『スカイライン‐奪還‐』は前作の『スカイライン‐征服‐』よりブラッシュアップされたヴィジュアル
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ノロイ(2005年製作の映画)

2.5

心霊モキュメンタリー映画。作品にだまされたふりして「もしかしたらあったかもしれない奇妙でおぞましい出来事」を楽しみましょう。観ても呪われたりしないから大丈夫。ジャンルはホラーですが、オカルト映画という>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.4

恐怖のトイ・ストーリー。ホラー映画としては比較的大人しめな作風で、それほど残酷な描写はありません。怖い映画というより’80年代のミニマムなホラー映画っていいなぁ、と思いながら楽しんでいました。しかし自>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.4

奇なる世界を体験できる映画。ゲリラ演劇の最終幕がこの作品の最高潮で、その後は途端に失速する。クライマックスは心象風景なのですが、あれだと何でもよくねって思いました。バカバカしいところが面白いのに、最後>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.2

アメリカ的価値観の寓話。シリアス過ぎるタッチで重苦しくただただ長い。人の尊厳を描いていい話にしたいのは分かるが、命の扱い方が米国ならではで普遍性はない。脳腫瘍に苦しみこれから天寿を全うしようという人物>>続きを読む

バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー(1984年製作の映画)

2.7

『レディ・プレイヤー・ワン』で名前が出た“バカルー・バンザイ”ってこの映画のことですね。まぁ、はっきりいって大人の楽しめる要素はありませんね。完全に子供向けです。笑わせてくれる訳ではないしユルいノリで>>続きを読む

π(1997年製作の映画)

2.0

天才数学者マックスの狂気の世界。『π』は明らかに塚本晋也監督の『鉄男』の影響を受けていますね。まるでコンピューターを使えば人智の及ばぬ領域まで垣間見えるかのように描かれていますが、なるほどこの映画は’>>続きを読む

ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

3.2

『ゴジラ FINAL WARS』は1999年から続いた「ゴジラ ミレニアム」シリーズを締め括るお祭り要素の強い作品です。『ゴジラ』シリーズ他作品との関連性はなくこの一本で完結しています。大丈夫、予備知>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

4.2

想像していたよりドラマ性の高い作品でした。これ意外と最近の映画なんですね。子供が大人みたいな濃いメイクしていると異様に見えて不気味ですね。長男のみならず父まで死んで可哀想。クライマックスはスリリングで>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎の青春(1992年製作の映画)

3.2

いつの間にか寅さんと満男はお互いに最大の良き理解者となっている。年の離れたバディという側面もありますね。寅さんほど押しつけがましくなく勉強しろって言う人物を他に知らない。作品の最後を飾る恒例の正月は泉>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

『君の名は。』を観た時は、もう新海誠作品はいいかな、と思ったものですが、どうもTwitterで『天気の子』は、それとは違うタイプの作品のように語られているので、劇場へと足を運びました。そしてTwitt>>続きを読む

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

3.5

子供の頃の自分を熱くさせた「VS」シリーズ堂々の完結。内容がちょっと難しくて、小学生だった時は映画の理屈について行けてませんでした。今観ると怪獣映画らしいガバガバ理論なのですが。
『ゴジラ』でオキシジ
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男はつらいよ 寅次郎の休日(1990年製作の映画)

3.0

満男の青春は甘酸っぱい。寅さんが主役だった頃より演出が洗練されていて、挿入歌で徳永英明の『JUSTICE』が流れたりする。さすがにこの作品ともなると寅さんが恋する必要あるか?満男はなぜ子役の頃から演技>>続きを読む

ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.2

Twitterで非難轟々ですね、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』。それでもツボは押さえられているように感じました。
シナリオ面ではダイジェストが過ぎていてエモーションがおざなりになっているとこは
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学校の怪談2(1996年製作の映画)

3.5

『学校の怪談2』って一作目の焼き直しだったんですね。こどもの頃に観た時は作品の構造にまで考えが及ばなかったので気がつきませんでした。

この作品は前作と同じスタッフにより製作されています。

前作同様
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学校の怪談(1995年製作の映画)

4.5

楽しくてちょっぴり切ない冒険ファンタジー。そういえば近年ヒーローモノではない子供向け映画って全然ありませんね。

ジャンルはホラーなのですが、どちらかというと特撮映画です。当時小学生の間で広がっていた
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.5

米軍への必死の抵抗むなしく沈もうとする戦艦大和。開幕早々スリリングでした。CGIも邦画にしては頑張っています。しかし観ていると・・・、聞いてた話と違いますね。菅田将暉は数学で戦争を止めようとしていませ>>続きを読む

男はつらいよ ぼくの伯父さん(1989年製作の映画)

3.0

ネタが切れて(前作を観れば分かる)、寅さんじゃなく満を持しての満男が主役!ロードムービー。青春映画。初期の狂暴だった頃の寅さん?知らんな。

男はつらいよ 寅次郎心の旅路(1989年製作の映画)

2.5

真面目に働いているくるま菓子舗の面々を差し置いて海外旅行に行く寅さん。ウィーンの地で寅さんが神父に手を合わせて拝んで「御前様」と言うのは上手い場面だと思った。「寅次郎心の旅路」を観ると、この頃から鬱病>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

2.0

様々な側面がある映画なんだけど、今観て面白いってものではないかな。クライマックスで葬式に出席した者たちが、故人となった志村喬の生前の行動を思い返し、やれ愛人がいるだの誰の手柄だの好き勝手なこと喋るのは>>続きを読む