何回も見ていますが、プレデターの戦士というか武人って感じのキャラクター性って革新的だなぁと改めて感じた次第です。血が出るなら殺せるはずだの精神はいつまでも大事にしていきたいですね。
人間って関係性や状況で印象がコロコロ変わるもの、そして裁判という仕組みは与えられた情報と印象で判断するものでしかないということは頭ではわかっていましたが、この巧みな脚本で表現されるとより強く考えさせら>>続きを読む
前作がまったく刺さらなかったんですがこちらは良かったですねー。古き良き映画的な空気感や演出なのに、主役のパールがサイコメンヘラっていうアンバランスさがとても良かったです。最後の追いかけるシーンはかなり>>続きを読む
スパイダーバースとはまた違うアメコミ感に溢れたルックが楽しかったです。なんかヴィランたちとこういう交流が描かれたのがとても新鮮でした。
あとドナちゃん、僕の武器はただの棒だなんて言うけれど、激亀忍者伝>>続きを読む
要点を抑えたゾンビアクションホラーでした。それだけっちゃそれだけなんですが、それができていないゾンビ映画も数多くある中で優秀だと思います。ただアクションシーンのスロー演出はテンポを削いでいる感じがしま>>続きを読む
クリエイターたちの晩年の向き合い方って色々あるじゃないですか。今までと変わらないスタイルを貫く人もいれば、ある種の開き直りすら感じさせられたり、はたまた自分の自伝的作品を作ってみたり。
そこでいうと本>>続きを読む
この作品を見て、アリ・アスターが近いうちに薬物乱用で捕まっても全く驚かない自信がつきました。それと同時にこの人は社会生活は真っ当に営めてるんだろうなぁという感じもするのが、なんというかおそろしいところ>>続きを読む
生きづらさを感じたこと、誰にでもあると思うんです。その原因は内的だったり外的だったり、はたまた目に見えたり見えなかったりするわけで、生きていくにはそこにどう折り合いをつけていくか(もらうか)でしかない>>続きを読む
確かに子どもから見た親って見えていない部分がとても多いんですよね。そこを美しいショットで彩りながらもミステリアスに描いていてよかったです。
オリジナルのキャスト、脚本、監督が揃ったということはこれが正統続編なんだと理解します。20年振りに見るファイズはスクリーンの大きさも相まって最高にカッコよかったです。
ブラックな笑いがかなりツボに入ったんですが、最終的にこれ笑っちゃいけないやつなんじゃないかな…って思わされるあたり、絶妙なラインをついてきたなと思いました。
変に人物をズームするカットが多いあたり、ど>>続きを読む
こ、これは北野武オマージュじゃないですか!久石譲の劇伴や全体の空気感、暴力がすぐそばにある感じなど、初期の北野映画へのリスペクトに溢れかえってます!
ただ裏を返せば純粋なロマンスを求める人にとってはチ>>続きを読む
20年ぶりの新作でしたが、SEED DESTINYではあまり描かれなかったキラの心情と、ファンが喜ぶシーンがてんこ盛りとなっていて最高でした。福田己津央はホント見る側が喜ぶ演出をするのがうまいですね。
発売当時、このDVDを持ってる友達は英雄でしたよ。
もう20年近く前(今回のはコンプリート版なので正確には15年ほど前)の作品ですが、あの映画版FFと同じようなものになるんじゃないかという不安をはねの>>続きを読む
小難しいことをゴチャゴチャ語らないこういうヒーロー映画が見たいってときは必ずあって、ちょうど今がそんな気分なので助かりました。DCEUが終わってしまうのがちょっともったいないくらいです。
あのアクション俳優たちが豪華共演!が売りのエクスペンダブルズ久しぶりの新作です。前作から今作までの間にアクションって面ではヒーロー映画が幅を利かせていますし、アクションスター夢の対決もジョン・ウィック>>続きを読む
この題材で実写として作るのはなかなか難しいと思うんですが、美しい風景と主役の演技がまさしく映画としての形を作り上げていました。
最近の性加害に関する報道とかを見てて、やっぱり幼い頃からの性教育って大切だよなぁなんて考えていたところ、この作品に巡り会えました。といっても、これを見たのは今月公開される哀れなるものたちの予習って意味>>続きを読む
スタイリッシュな演出と軽妙で心地よいやり取りの脚本、端々から様々な映画への愛を感じる作りと、長編一作目でこれはセンスしか感じないですね。こんなん見せられたらタランティーノのこと好きになっちゃいますよ。
いやもう凄まじいというほかないですね…。美麗な作画で描かれる凄惨な戦いは、史実での大和の最後にも重ねて見えましたし、未来へと様々な形で希望を託すラストは大変感動しました。
最後のメッセージはそれからの>>続きを読む
前作で人物同士の関係を築いたおかげで今作では軽妙なやり取りが増量され、なおかつアクションはさらに派手になりと、良い続編でした。アクセルは仲間思いの熱いヤツでカッコいいですね。
怒涛の展開があるわけでも、完璧に決まったショットがあるわけでもなく、ただ淡々とトイレ清掃員の日常を描いた映画なんですが、もうずっと見てられました。この感覚はなかなか味わえない、貴重な時間でした。
点数>>続きを読む
感謝祭自体は日本ではあまり馴染みがないものの、的確な導入部分の演出によってスッと作品に入れました。その後も趣向を凝らした殺し方の数々と犯人探しのサスペンス要素がうまく絡み合って、とてもよいホラー映画で>>続きを読む
絶妙な奇妙さや居心地の悪さでフラストレーションをためにためて、最後にあの食卓を破壊するカタルシスがよかったです。森田芳光の演出はハマるとほんとに面白いですね。
描写の整合性が取れていなかったり、ただ物語を羅列しただけなので映画というよりほんとに総集編って感じです。
でもこれがあったからこそガンダム劇場三部作や愛おぼ、エヴァDEATH編などなど色んな試みの総集>>続きを読む
自分が映画を見る目的の一つに、想像だにしなかった映像や展開が見たいというのがあるんですが、本作はまさにそれでした。とにかく強烈。
ディズニーらしさに溢れた映画でした。背景の手書きっぽさがすごく良くて、お話も王道で、さすが100周年記念を謳うだけあるなという感じです。
ただ全体に散りばめられた要素をファンサービスととらえるか、ユニ>>続きを読む
1つの事象を色んな視点から描くのはいいんですが、主人公の行動論理の描き方がうまくいってなかったなぁという印象です。全体の展開も予想通りでそんなにヒットする要素あるかなぁという感じでした。
ずっと見たいと思っていたので近くのレンタルビデオ屋さんにあってビックリしました。
全体にわたってジメジメとした空気をまといつつ、人の欲深さを描いた面白い映画でした。
危険なカースタントなどの映像が加わったせいか、前作より世界まる見えとかの衝撃映像的な色合いが濃くなりました。
主人公のイーニドのように、気付いたら周りが変わっていて自分だけが取り残されているように感じてしまった経験って誰でもありますよね、きっと。
決して丸くなる必要はないけれど、環境を変えるために一歩を踏み出>>続きを読む
横溝正史的な空気感と子供向けアニメが題材なだけある動きのあるアクション、キレのある演出と総じて高水準な作品で楽しめました。一番の驚きは脚本が吉野弘幸だったことですかね…。
やっぱり自分はこういう血生臭くない、人の生き死にが絡まないファンタジーが好きですね。60年以上前とは思えない非常に気を遣われた特撮がとても良かったです。
セノバイトのビジュアルが、俺らの道理が通じないなって本能で感じ取れるものなのはメチャクチャスゴいですよね。初めて見たのが高校生の頃で、約15年ぶりの鑑賞となるんですが、その間に触れた色んなエンタメ作品>>続きを読む
アメリカの3大ホラージャンルはゾンビ、サメ、そして悪魔祓いだと思ってるんですが、この中で悪魔祓いが一番展開させづらいと思うんですよね。ほかは科学的にあーだこーだしたりおバカな感じにすれば成立しますが、>>続きを読む
大砲射撃立ちバックおじさんの大活躍が拝める2時間40分でした。権力を持ったがゆえにジョゼフィーヌに出会えたけど、権力に取り憑かれるあまりジョゼフィーヌとは一緒にいられないっていうのは人の業って感じです>>続きを読む