いまさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.0

前作から8年経って、まさか新作が公開されるなんて誰が想像したでしょう。しかもそれを映画館の大スクリーンで拝めるなんて!
最初の手触りは間違いなくホラーなのに段々ジャンル分け不可能な領域に突入していくこ
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バービー(2023年製作の映画)

4.0

世界的おもちゃであるバービーが原作なだけあってコミカルでポップに展開していきますが、しっかり伝えたいことを伝えてくるし、ちゃんと痛いところをついてくるのはさすがのグレタガーウィグです。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.0

生き方も多様になって、子どもに何を残すかってなったときに臓器を残すっていうのはかなり攻めてるなぁと思いました。全体としてはラブロマンスなんでそういう意味では見やすいんですが、これPG-12なんですよね>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.5

親との衝突とか、付き合う友達が変わったりとか、全てが思春期って感じで良かったです。グレタガーウィグは重い描写も刺してくるだけじゃないところが好きです。

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.5

うわなんだこれ最高じゃん今まで見てなくてすみませんでした。北野武のHANA-BIと同じ年なのがなんか不思議な感じですね。

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

すげぇ、真面目なビーストウォーズだ…!
これまでのシリーズのようなクレイジーなアクションは控え目ですが、リブート1作目としてはかなり好感触です。ここから他の勢力とか新キャラクターとか増えてくと考えると
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バンブルビー(2018年製作の映画)

3.5

そうか、トランスフォーマーってこんな作品も作ることが出来たんだって気付きが得られました。80年代の空気感も随所に感じられたのも好みです。

レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

2.5

申し訳ないけどクズ同士が潰し合ってるだけにしか見えず、誰にも感情移入できませんでした。現在のフランスの情勢を反映していると言われても自分が勉強不足のためにいまいちピンとこなかったのも敗因ですね。

心霊×カルト×アウトロー(2018年製作の映画)

2.5

資金繰りに難航する感じとか、細かい部分が丁寧に作られていて好印象。オチも嫌いじゃないです。ただちょっとタイトル負けなところはあるかな…

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.5

かなりサスペンス寄りな作りでしたが、アクションも充実していてよかったです。
予告で散々見せられた崖から飛び降りるシーンですが、実際に劇中で見るとスゴさよりも若干ドン引いた空気が映画館に漂った気がします
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

事前情報がほぼ意味をなさない作品でした。ここまで来たら灰になるまで作品を作り続けてほしいですね。本人もそのつもりだとは思いますが。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

インディ・ジョーンズのベストアルバムかつトリビュートアルバムのような趣でした。ポイントもしっかり抑えられてて、最後を飾るには良かったと思います。

アドレノクロム(2017年製作の映画)

1.5

トリップ感を出したいのは分かるんだけど演出がダサすぎるのよな…。初監督作らしいので生暖かい目で見てあげるのが正しい見方かもしれないですね。

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

映画単品で見ると70点くらい、でも前後編の前編って捉えると130点って感じです。
前作以上に磨きのかかった演出がとても良かったです。

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.0

冒頭のフラッシュの移動シーンだけでかなり満足するぐらいだったんですけど、DCの映画の歴史がとても上手に活かされてたなぁと思いました。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

アイザック・アシモフ先生が見たら卒倒しそうなくらいロボット三原則ガン無視のミーガンちゃん。やってることはえげつないけど外見が可愛いから全然怖くないミーガンちゃん。
透明人間といい本作といい、ブラムハウ
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.0

クリス・ジェリコじゃないですか!名前を見かけてビックリしたよ!
演出と演者のリアクションがクラシックな作りなのに、ゴア表現は超過激ってバランスがいいですね。まぁ言うて過激ってほど過激でもないですが。前
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

1.5

クソバカレイシストどものしょーもないイキリを90分間延々と見せられてうんざりしました。
これが不快感を招くための演出だとか、リアル感を出すためのワンカット撮影とか、色々言うことは出来るんでしょうけど、
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.5

ハリウッド版男塾ことワイルドスピード最新作です。
前作がドミニクの血の繋がった家族の話で、そこから発展させようとしたけどアクションの派手さと折り合いがつかなかった感が所々見受けられます。なんていうか、
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.5

アニメーターの寿命を削ってそうな泡の作画がスゴいです。そしてアリエルが可愛くてすごいです。

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.5

こういう悪いことばっかり起こるエンタメは好物です。園村健介は今一番信頼できるアクション監督なんじゃないでしょうか。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

そりゃまぁただマリオを映像化しただけと言えばそれだけなんですが、それがいかに難しいかって話ですよ。それをここまで解像度高くやってくれただけで、もう満足です。特にドンキーコングのパートがお気に入り。

ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.5

昔何回か見たはずなんですが、いつの間にか激レア映画になってたんですね。ツボをしっかり抑えた構成でとても楽しい映画です。ただ、地上波だとカットされてるのが残念ですね…。

みんな〜やってるか!(1994年製作の映画)

3.5

ソナチネの後にこんなん作るのどうなってるんだと最初は思いましたが、まぁ、たけしの挑戦状作った人だからしょうがないかって落ち着きました。
全体的な話ってより複数のエピソードがまとまった形なので、何も考え
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3-4x10月(1990年製作の映画)

3.5

映像は要点を抑えながらもカッコいいショットがたくさんあるし、中身もこのあと作られる作品たちの萌芽となる要素がいっぱいあってよかったです。急に起きた暴力を無表情で見つめる人のカットが好きでした。

邪願霊(1988年製作の映画)

3.0

30年以上前にこれだけしっかりとしたモキュメンタリーができていたことに衝撃。短いながらもしっかりまとまっていてよかったです。

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.5

やっぱり悪趣味な映画ですね。そこがすきなんですけども。
でも生きるために動物は殺さなきゃいけないことだったり、ドキュメンタリーには多かれ少なかれ作り手の意図が入り込んでいるというのを教えてくれるので、
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.5

年に1回、このクオリティのアクション映画を出してくるコナンってすごいなと思いました。
申し訳程度のミステリーと全体的にミッションインポッシブルみたいな派手さがあってよかったです。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.5

生活の中で誰しも漠然とした不安だったり、ホントはこうなのかもしれない可能性だったりを感じると思うんです。この主人公は人より少しばかり判断が早いのもあって、どんどん新しい方へと進んでいきます。
主人公や
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

アメコミ原作でここまで監督の色が出た映画もなかなかないですよね。でもその色が最高にビビッドだからここまで人気になったわけで、これで終わってしまうのは寂しくもあります。
でも終わるからこそこの作品ができ
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.0

深夜ラジオって、基本的に一人で聴くものなんだけど、喋ってるパーソナリティだったり、ハガキや電話で他のリスナーの存在が常にあったりと、孤独なようで孤独じゃない、不思議なコンテンツですよね。
その空気感が
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.5

ハッピーな作りになるわけ無いと思ってたけど、こいつぁなかなか…。そんでもそのアンハッピーさを楽しみにしてる自分もいるわけで、複雑ですね。
横浜流星くん、すごく良かったけどボコボコにされてるのを見てると
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CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

3.0

エヴァ以前のガイナックス感、要はトップとかナディアとか、その辺と似たノリですよね。庵野秀明が(彼なりに)昭和のアニメのダイナミックさと東映特撮の雰囲気を楽しみながら再現するとキューティーハニーになり、>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

もう物理的にも精神的にも重い映画でした。過食をするシーンにうぅってなっちゃいましたけど、その後天丼を食べる自分にまぁ生きるってこういうことだよなぁなんて思ったりもしました。

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

3.5

アダルトなんだけど奥ゆかしさのあるいい映画でした。手に重きが置かれたカットが印象的です。

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.0

ハロウィンを始めとしたスラッシャーホラーってなんぼも続編が作られては最後は飽きられて終わっていく、なんとも悲しい運命にあったと思います。それをこの3部作で被害者と事件が起きた街、そしてそこに住む人々を>>続きを読む