いまさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

4.0

いい映画でしたねー。アーナンド先生、あんた男だよ…。
こういうお話だと周りからの妨害ってよくある話だとは思いますが、それが裏の根回しとかでなく物理的に消そうとしてくるあたりインドはすごい国だなと思いま
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(2023年製作の映画)

4.0

やってることはアウトレイジと同様の跡目争いや権力闘争だったりするわけですが、舞台が戦国時代となったことでヤクザという狭い世界での論理から一般的な価値観となったことがわかりやすさに繋がったように感じまし>>続きを読む

高速道路家族(2022年製作の映画)

2.0

高速道路で暮らすのは浦安鉄筋家族の春巻先生だけかと思ってたのに…。
映画としてはびみょーでしたね。感情移入させたいんだったらお父さんはただの支離滅裂なダメダメクズ野郎だし、俯瞰で見てほしいにしても人物
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

え、これフィクションなんですか…実話ものかと思ってましたよ。そう思えちゃうのは権力を握った人が辿る道って似たようなものになるってことなんでしょうかね。
けれど創作においてはクオリティアップのために権力
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

2.5

オーバーツーリズムを主題に捉えたのは興味深いのですが、肝心の内容がどっちらけでなんともな感じです。現地民と旅行客、どっちにフォーカスを当てたいのかがいまいちボヤケていた気がします。

陽炎座 4Kデジタル完全修復版(1981年製作の映画)

3.5

幾原邦彦監督のトークショー付きの回で鑑賞。映像表現はツィゴイネルワイゼンに引き続きやっぱり面白く、幾原監督辺りの世代の監督に大いに影響を与えたということもあるので、今後も定期的に見返していきたいです。

私に天使が舞い降りた!プレシャス・フレンズ(2022年製作の映画)

4.0

僕は乃愛ちゃんが好きですが乃愛ちゃんはひなたちゃんと幸せになってもらいたい、そんなことを思っていたらあっという間に本編が終わっていました。面白かったです。

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.5

昔の文芸小説の趣を漂わせながら、時間も空間も超えた自由な演出が良かったです。こりゃあ後世に影響を与えただろうなと感じました。

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.5

個人的に、1作目が一番良かったシリーズってなかなか珍しいと思うんですよ(ハリーポッターとかの完全に話のつながっているシリーズを除く)。
改めて見返してみると、怪獣映画に必要な要素を過不足なく盛り込まれ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ハリウッドでモンスターバースが進んでる以上、日本のゴジラとしてはこの路線が一番だし、これは日本にしかできないと思います。ゴジラを好きな人がその怖さやカッコよさを余すことなく表現されていたと思います。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

いやー随分しょっぱい映画でしたね。メインキャラの誰もが語るべき物語を語ってしまっていることと、主役であるキャプテン・マーベルが強すぎて相手になるキャラがいないことが如実に現れた作品になってました。
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

3.5

エディ・マーフィの軽快なトークと、耳に残るテーマ曲が最高ですね。同じくブラッカイマーが製作しているバッドボーイズシリーズにも通じる部分はありますが、こちらの方がいささかお上品かと思います。

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

4.0

それまでの北野映画とは違い、赤色が鮮烈に記憶に残る作品でした。
ハッとさせられるカットがとても多いこと、世界の不条理さと不器用な優しさに胸が締め付けられます。

マッハ!(2003年製作の映画)

3.5

ちょっぴりチープな部分があれど、それを補って余りあるトニー・ジャーの素晴らしいアクションの数々は必見です。

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.5

大好きな作品です。
最後のシーンが度々語られますが、あの久石譲の劇伴をスタッフロールで流している点で希望を、もっと言えば事故に遭った北野武本人がまだ終わっていないという意志を表しているんだと思います。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ディカプリオ演じるアーネストの妻への愛情は本物だったのかもしれませんが、妻の親族を殺すことができる時点で、根本的にインディアンを見下してるんですよね。
エンドロールでそれに気づいたものの、スクリーンか
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シンデレラ(1950年製作の映画)

3.5

なんも見るテレビがねぇなぁと思って流し始めたら見入っちゃいました。やはり名作です。
シンデレラストーリーって例えがよく出てきますが、この作品を見るとシンデレラは苦難をじっと耐え抜いて、数少ないチャンス
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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

岩井俊二版すずめの戸締まりって感じですね。地元の市外局番でもある0225が出てきた瞬間震災の話をやるんだろうなぁと察してしまいました。
アイナ・ジ・エンドの歌と広瀬すずの可愛さで3時間もたせたのはすご
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ジャンク/死と惨劇(1979年製作の映画)

2.5

今じゃあちょっと調べればこんな映像ごまんとみられますが、昔はこうして見られるのは貴重っちゃあ貴重だったんでしょうね。モンド映画と言われればそれまでですが。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

3回くらい見たら洗脳されそうな内容でした。あんまり意味はわからないんですが、なまじチープなあらすじだと絵がすごいなぁで終わってしまうこともあるので逆に良かったかもしれません。ただ、調子が悪いと脳が理解>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.0

見る前の僕「前作から2年半経ってるって今まで何してんのよ…笑」
見た後の僕「やっぱりガルパンは最高だぜ!こりゃあ2年半かかるのもしかたねぇ、最後まで応援します!」

白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

3.5

ちょっと字幕での説明が多すぎるきらいはありましたが白石監督の新しいシリーズとしては好感触。ほんとこの人はホラーモキュメンタリーの体で色んな作品を作るのが面白いですね。

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キスで世界が壊れるシーンや、睦実と五実の別れるシーンとか、ところどころいいシーンはあるんですけど、具体的な解決がないまま終わっちゃった印象です。いや、五実が現実世界に戻ったことはいいことではあるんです>>続きを読む

キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.0

ポケモンばりに進化するカブトガニと人類の戦いを描いた作品です。チープなところはあれど面白い作品を作ろうとする熱量と、ちっちゃいカブトガニの行動がどことなくグレムリンを思い出させてくれました。やってるこ>>続きを読む

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

うわ、ふつーに面白い(もちろんいい意味でですよ)!
全体を通して漂う程よく力の抜けた感じと要点を抑えた展開、なかなかクールなカットもあったりで満足度がとっても高いです。

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.0

不器用ながらも優しい映画ですよね。お母さんに会ってからの展開が大好きです。

バビロン(2021年製作の映画)

3.5

今僕らが見ている映画も先人たちの栄枯盛衰の果てにあるものだと思うと感慨深くなりますね。ただ、露悪的な汚い描写は苦手ではないけれどそこまでいるか?ってなりました。

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.5

前作のいつもの展開から打って変わって今回はシリアス成分多めでした。キャストのみなさんも高齢なので、皆さん元気なうちに完結してほしいなと思います。

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.0

こんな真っ直ぐないい映画に低い点数はつけられませんよ…。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

やりたいアクションと戦いたい相手をリストアップして、それを繋げただけのようにも思えるんですが、それで3時間ずっと、頭からお尻まで楽しめちゃうんだからすんばらしいです。それと本作から見ても大丈夫なように>>続きを読む

ブレア・ウィッチ(2016年製作の映画)

2.5

見ててすごくバイオハザード7を思い出しました。ロケーションが似てたからですかね。
POVホラーは大好物なのですが、海外の作品は総じて手ブレがひどいのと、一瞬しか映らないものが多いのとでホントに伝える気
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愛と青春の旅だち(1982年製作の映画)

3.5

頭を空っぽにしてみればすごく素敵なラブロマンスなんですが、令和の時代には色々と厳しいものがありますね…。
主題歌の力でいいものを見たって気分にさせられるのと、主人公のザックもなんやかんや苦しい思いをし
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.0

ホラー映画の金字塔ではありますが、やっぱりホラーはただ恐怖演出に凝るだけではなく、その周りのドラマをいかに描くかが大事だと見せつけられた気がします。
しかし回りくどいことをやって絶望に落としていく悪魔
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S.W.A.T. vs デビル(2014年製作の映画)

1.0

未完成のホラー映画に編集の2人があれやこれやとツッコミを入れていくという内容なのですが、ツッコミが浅すぎて、よくもまぁここまでつまらなくできたもんだと感心します。
見ている間の心境としては自分のことを
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マルチバース・アルマゲドン(2022年製作の映画)

2.0

ちょうどクソ映画をみたいなーと思っていたときに眼の前に現れたのはこの映画。なんとサメやワニなどのアサイラムのスーパースターたちが一同に会するっていうじゃないですか!
ワクワクしながら見てみるとそこにあ
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