タイセイさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

犬猿(2017年製作の映画)

4.9

兄嫌いだが真面目な弟・和成(窪田正孝)
弟想いだが不真面目な兄・卓司(新井浩文)
ブスだが器用な姉・百利亜(江上敬子)
美人だが不器用な妹・真子(寛美和子)

正反対の兄弟と姉妹の愛憎が、溢れ出す。
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

初IMAX!初RRR!
3時間ずっと面白い。
最高すぎてこれ以上に言葉はいらない。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.9

「君は本当はいい子なんだよ」

これは、第二次世界大戦が終わる、ちょっと前まで、実際に東京にあった小学校と、そこに、ほんとうに通っていた女の子のお話です。

予告が流れる度に涙を流していた本作。
登場
>>続きを読む

真実(2019年製作の映画)

4.4

「ママ、あなたの人生 嘘だらけね」

脚本家・リュミールが大女優の母・ファビエンヌの真実を探る物語。

フランス映画でも是枝節が炸裂。
『歩いても 歩いても』『海よりもまだ深く』同様、会話劇が面白い。
>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.9

「俺の人生バラ色だからよぉ!!」

この映画を一言で表すならば、最高に汚い『帰ってきたドラえもん』
死ぬほど胸糞悪いのに笑かせてくるのがズルい。
池松壮亮と蒼井優の熱演が凄すぎてチビる。
ドラマ版より
>>続きを読む

ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

カラー鑑賞済み。
熱線はモノクロの方が恐怖感増した気がする。
モノクロとは関係ないが、2回目以降観るような映画ではないと思った。
1回目観た時はゴジラに対する恐怖とご都合展開にも涙したが、ハッピーすぎ
>>続きを読む

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

4.2

ショーンKの経歴詐称問題を思い出した。
自分の経験上、医者って冷たい人が多くて苦手なんだよな。
医師免許がなくとも、難しい処置が出来なくとも、伊野治(笑福亭鶴瓶)のような患者に寄り添うことに徹底した医
>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.8

「めんどくさいから殺していい?」

40分に渡る前フリからの絶望が始まる。
森田剛の支離滅裂なサイコパスっぷりが上手い。
森田正一が狂いすぎてて前半の狂気だった安藤勇次が後半はむしろ癒やし枠になってい
>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

もちろん大好き。
カオナシと坊ネズミが裁縫してるシーンめっちゃ好き。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.8

昔観た時は何も感じなかったけど久々に観たらぶっ刺さった。
ジブリ作品のメッセージ性が好き。
時には我夢者羅に頑張ってみることも必要。

猫の恩返し(2002年製作の映画)

4.9

「自分を見失うんじゃない。君は君の時間を生きるんだ。」

お人好しの女子高生・ハルはトラックに轢かれそうになっていた猫を助ける。
助けた猫は猫の国の王子で、ハルは恩返しとして猫の国へと招待されるが..
>>続きを読む

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.6

ジブリ作品の中でも個人的上位。
小学生の頃、何度も観た。
世界観、演出、音楽、キャラデザ完璧。
ヒンが可愛くて好き。
ソフィーとサリマンの対面シーンでのソフィーの声が段々若返っていく演出はジブリで最も
>>続きを読む

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.9

15年前に失った兄の命日に集まった横山良多(阿部寛)とその家族達の1日を描いた作品。

新年初鑑賞映画は私が好きな映画『海よりもまだ深く』と比較されがちな本作と決めていた。
『海よりもまだ深く』同様、
>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

4.2

今年ラストの初鑑賞作品はリメイク版が大好きなので面白いことが確約されている本作を選んだ。
ストーリー展開がほぼ異なり、コメディ要素を薄めてサスペンス要素を強めた感じだった。
正直ハラハラ要素もコメディ
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

愛する者も守るべき者もいない私には分からない点が多かった。
「すばらしき世界」は主人公・三上と自分を重ねて感情移入できた。
「ゆれる」は一人っ子の私にはいつまで経っても本質的な部分は分からないのだと思
>>続きを読む