タイセイさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あん(2015年製作の映画)

5.0

「私たちも陽のあたる社会で生きたい」

どら焼き屋「どら春」の店長・千太郎(永瀬正敏)はある日、店に訪れたバイト希望の老婆・吉井徳江(樹木希林)と出会う。
最初は断っていたが徳江の持参したあんの味が絶
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

原作未読、アニメ未視聴だが面白かった。
続編の匂わせばかりで少し物足りないけど、続きが気になり、原作かアニメを観ようと思ったので、この終わり方もありなのかも。
そろそろ漫画実写化がハズレという風潮は無
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

ドラゴンボールと幽☆遊☆白書は原作既読済みだが、スラムダンクは原作もアニメも一切観たことがない。
主人公が桜木花道というヤンキーあがりの赤髪であること、「諦めたらそこで試合終了ですよ」しか知らない。
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

約25年前も映画業界ってアイドルに対する風当たり強かったのか。
終始、恐怖が渦巻いていて目が離せない。エレベーターのシーンは恐怖よりもスカッとした。
犯人は早い段階で察した。
アイドルの未麻を愛するあ
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千年女優(2001年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なぜここまで高評価なの?とラストのセリフまでは思っていた。
「だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもの。」
彼女は最後まで女優だった。
なぜ千代子は少し会っただけの男を何十年間も追いかけていた
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

「友人というものは、レストランの皿洗いと同じく、ひとりの人間の一生に入りこんできたり、出てったりする。」

兄の死のトラウマを抱える主人公・ゴーディ
家族のせいで自分まで不当な扱いを受けるリーダー・ク
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奇跡(2011年製作の映画)

4.8

「家族でも会わなきゃ忘れちゃうよ、いつか」

両親が離婚し、離れ離れになった兄弟が家族の絆を取り戻そうと奮闘する物語。

主演のまえだまえだの演技が素晴らしい。小学生ながら大人びた兄と無邪気な弟。この
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犬猿(2017年製作の映画)

4.9

兄嫌いだが真面目な弟・和成(窪田正孝)
弟想いだが不真面目な兄・卓司(新井浩文)
ブスだが器用な姉・百利亜(江上敬子)
美人だが不器用な妹・真子(寛美和子)

正反対の兄弟と姉妹の愛憎が、溢れ出す。
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RRR(2022年製作の映画)

4.9

初IMAX!初RRR!
3時間ずっと面白い。
最高すぎてこれ以上に言葉はいらない。

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.9

「君は本当はいい子なんだよ」

これは、第二次世界大戦が終わる、ちょっと前まで、実際に東京にあった小学校と、そこに、ほんとうに通っていた女の子のお話です。

予告が流れる度に涙を流していた本作。
登場
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真実(2019年製作の映画)

4.4

「ママ、あなたの人生 嘘だらけね」

脚本家・リュミールが大女優の母・ファビエンヌの真実を探る物語。

フランス映画でも是枝節が炸裂。
『歩いても 歩いても』『海よりもまだ深く』同様、会話劇が面白い。
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.9

「俺の人生バラ色だからよぉ!!」

この映画を一言で表すならば、最高に汚い『帰ってきたドラえもん』
死ぬほど胸糞悪いのに笑かせてくるのがズルい。
池松壮亮と蒼井優の熱演が凄すぎてチビる。
ドラマ版より
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

カラー鑑賞済み。
熱線はモノクロの方が恐怖感増した気がする。
モノクロとは関係ないが、2回目以降観るような映画ではないと思った。
1回目観た時はゴジラに対する恐怖とご都合展開にも涙したが、ハッピーすぎ
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