あかっかさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.5

もうすぐ岩井俊二監督の新作公開ですね。

岩井俊二と言えば、この作品です!

私が写真集を買うくらい奥菜恵さんを好きになったのも、テレビドラマ版の本作を観て一目惚れしたからです。

元々、『if もし
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

今そこにある家族。全員が被害者となる悲劇を生み続ける社会への警鐘が、胸に鳴り響いた。

富裕層と貧困層を様々な対比で見せながら、そこに生きる人々それぞれが抱える問題を描く。

劇中に説明台詞はあるもの
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

4.4

ダース・ベイダー爆誕!

ようやく苦行のプリクエル・トリロジー復習終了しました。笑
どうしてもⅠ・Ⅱが映像的に苦手なのとⅡのアナキンが生理的に無理なのでⅢは楽しくて仕方ない!笑

忘れていた設定(ザオ
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

2.5

『海辺の家』のアナキンは大好きなんだけど…。

どうもepⅡを観るとアナキンにイライラしてしまう。以前はepⅡの途中で脱落してしまった(飛ばし観ってヤツです)けど、今回は最後まで観きった!エライ!笑
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.0

epⅨを観た勢いで、過去に全くはまらなかったプリクエル・トリロジーを観直し!

けど、やっぱりダメだぁ~。

映像もあんまり好みじゃないし、ストーリーも当然敷かれたレールの上に乗っているわけで・・・。
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.0

泣いて笑って喧嘩して。顔で笑って腹で泣くのが男でしょう!

久々にお正月に寅さんが観れるってことで、元日から逢いに行ってきましたよ。

甥の満男視点で描かれる寅さん回顧録と、満男の初恋相手との再会話を
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

2020年の幕開けは、スカイウォーカーの夜明けで!

何も言うことないです。今まで楽しい時間をありがとう!ボロ泣きでした。

特にそれぞれが名前を呼んだり、自分を名乗ったりするシーンはいちいち鳥肌と涙
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ヒックとドラゴン 聖地への冒険(2019年製作の映画)

4.5

始まりがあれば終わりがある。

ヒックとトゥースの抱擁に、あのトゥースがギュッとする瞬間に、泣きました。

ラストの何とも微笑ましいじゃれ合いでまた泣きました。

あー、終わって欲しくないけど、やっぱ
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ハートビート(2016年製作の映画)

4.0

不完全が我々を生かし、先へと突き動かす。

物語も演出もベタ過ぎてちょっと気恥ずかしくなる。特に月9かと思うような主役二人の周りをグルグル回る演出には苦笑してしまった。

しかし、それを補って余りある
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

4.1

目に見えない愛こそが、本物の愛なのかも知れない。

人は見た目ではない、と口では言うが、本当のところはどうだろう?

逆に人は見た目が100%という言葉もあるが、それはそれで真実だろうか?

この映画
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弟切草(2000年製作の映画)

1.2

元ネタのゲームと奥菜恵が大好きなんですが、この映画は完全スルーしてました。WOWOWでやってたので鑑賞。

とにかく演出がうるさい。

恐らく製作当時は斬新だなぁとか思ってやってたのかも知れませんが、
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.8

アクション・コメディの皮を被った感動作!ダニー・デビートにしびれやがれ!

というとかなり大袈裟というか、甘いなと自分でも思う。ハッキリ言ってくだらないし、取って付けた感丸出しの二匹目のどぜうだ。
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.6

不朽の名作って言葉があまり好きではない私の目から鱗落ちました。素晴らしい!

まず冒頭の序曲(4分)で度肝を抜かれました。4分、ただ曲を聴かされる!今まで観てきた映画でこんな仕打ちはなかった。笑

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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.5

続編であり、続編ではない⁈これは何だ?ホラー?サスペンス?いや、X-MEN⁈

初っ端から度肝を抜かれる。「シャイニング、キター!」からの、謎の集団、児童誘拐、超能力少女、そして荒れてるダニー・ボーイ
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.4

おい!何にも成長してねぇな!バカヤロウ共!最高だぞ!

前作から10年。その間にキャスト達はそれぞれヒット作、賞レースに絡むなど超売れっ子に。

でもでもでもでも!そんなの関係ねぇ!

ハイテンション
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.3

渡る世間はクズばかり。

クズによる、クズのための映画。というのは言い過ぎか。笑

観ていて胸糞悪くなる。久々に合わない映画だった。きっと愛に関する映画なんだろうけど、琴線に触れず。

白石監督の作品
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

エルトン・ジョンの戦闘シーンが見られるのはこの作品だけ!(多分)

キングスマンの第2弾。新作前に予習しましたが、1作目も見直さないとダメだー。何も覚えていない。笑

スタイリッシュなアクションシーン
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.6

理想と現実のギャップに耐えられなくなったら、この映画を観よう!

頭を打ったショックで、自分がスタイル抜群の美女だと思い込んでしまった主人公レネーが巻き起こすちょっと変わったサクセスストーリー。

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.2

その昔、ザ・カンニングという映画があり、日本でも確か安室奈美恵主演でリメイクされたかと思いますが、こちらはタイ映画です。

とにかくスリリングかつスタイリッシュ!映像も凝ってたり、過去と現在を交互に見
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一人っ子の国(2019年製作の映画)

5.0

「仕方なかった」誰に聞いてもそう答える。きっとそう答えるしかないんだろう。

中国の『一人っ子政策』についてのドキュメンタリー。

世代的にドンピシャですが、あまりにも現実感がなさすぎてちょっとギャグ
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グラビティ 繰り返される宇宙(2019年製作の映画)

2.2

繰り返さない宇宙。あれ?あれ?

元カノを乗せた宇宙船が行方不明に。元刑事の主人公が探しに向かったが、発見した宇宙船はタイムループの輪の中にあった!さて、どうする?

という話なんですけどね。話が適当
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.6

タイトルからして、「どんな映画?」と思うでしょう。簡単に言えば、イタリア製ダークヒーローものなんですがヒーロー映画の派手さはあまりなく、意外とシリアス。ある出来事をきっかけに強靭な肉体を手に入れた街の>>続きを読む

息もできない(2008年製作の映画)

4.8

暴力の果てにある、息もできないくらいの結末。

「原題の『トンパリ』とは「クソバエ」を意味する罵倒語である。」wikiより抜粋

主人公の借金取り・サンフンの暴力に満ちた偏屈な愛の物語。
とにかく罵詈
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.1

親の心子知らず、子の心親知らず。それでもそこには愛がある。

親と子、兄と妹。それぞれの思いが交錯し、時にすれ違い、時に激しくぶつかり合う。そして生まれたもの、それが家族の形なんだろう。

タイトルは
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.8

姉さん、健在!

天才子役として名を馳せたが、今やエル・ファニングのお姉さんも女優らしいよ?な感のあるダコタ・ファニング主演!

自閉症のトレッキー(スタートレックオタク)が脚本コンテストに応募する為
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108~海馬五郎の復讐と冒険~(2019年製作の映画)

4.0

『やっぱり男ってバカ!』なのか?

妻の不倫を疑い、離婚を決意。
財産分与するくらいなら使っちゃえ!
どうせなら金で女を抱き妻へ復讐だ~!

という、このご時世では盛大に炎上しそうな案件ですが、安心し
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.1

こんなダメな作品が、きっと映画の見方を教えてくれるんだ。

あまりの出来の酷さから伝説的カルト・ムービーとなった『THE ROOM』がどの様にして作られたか、出来上がってしまったのかを事実に基づいて映
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.4

『火星産有機栽培ジャガイモ』というパワーワード。

これがこの映画の全てではないだろうか?

多分違う。笑

火星にひとりぼっちの宇宙飛行士兼エンジニア兼植物学者のワトニー君。来るかわからないお迎えを
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

『全員善人!』

というキャッチコピーを付けたくなるような、なんだかほのぼのした話で何度もうるうるきました。

「もし、この世界からビートルズが消えたら」というワンアイデアの映画なので、そこを「ありき
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ジョーカーの、そしてバットマンの誕生譚?違う。
そしてこの映画は決して犯罪を誘発するような映画ではない。
これは自分が救えなかった誰かに、そっと手を差し伸べる勇気をくれる映画だ。

今は感情が揺さぶら
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.0

封切り日の初回上映を観たので、そろそろネタバレ全開レビューでも書こうかなと思って、全面書き直しです。笑


ネタバレありなので、知りたくない人はスルーで!


未知の知的生命体とのコンタクトを求めて宇
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

5.0

さぁ、本番だ!

かつての映画スターが招かれた小さな映画祭。勘違いから出席するが、次第に異変に気付いた彼がとった行動は…。

ワンハリでレオ様が演じたリックのモデルとされているバート・レイノルズ最後の
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

なんだか奇妙な恋人の実家に招かれた彼氏がとんでもない目に合うドタバタコメディの傑作。

というと語弊がありますが、かなり漫画チックな展開は想像の斜め上を行く面白さ!

逆襲する主人公がむしろ定型ホラー
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

4.5

動き出した運命は『終わり』に向かって突き進む。

『死のピタゴラスイッチ』発動!

『クワイエット・プレイス』の『釘』のシーンを観て思い出した、シリーズも5作を重ねたホラー映画の源流。

この映画の何
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.5

釘ばっかり気になった。

もう、あの釘を早いとこ処理しておきたい衝動に駆られて、途中から話が頭に入ってこない。

音に反応するエイリアン?とにかく物音ダメ!喋るのもダメ!音を鳴らすとすぐ狩られる。狩ら
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.5

具は豪華なんだけど、スープが、あれ?出汁薄かった?みたいな感じ。コクがないというか、具材の良さに頼ってしまったかな。

キムタクvsニノを楽しみにしてたのに肩透かしだった。