あかっかさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

センセイ君主(2018年製作の映画)

4.2

『センセイ君主』こと『浜辺美波の百面相』という映画です。

泣いたり、笑ったり、怒ったり、照れたり、落ち込んだり、とにかく色々な顔の浜辺美波が見られます。

映画としては映像的にも、物語的にも『どこか
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ジョニー・ノックスヴィル アクション・ポイント / ゲスの極みオトナの遊園地(2018年製作の映画)

3.7

超危険な遊園地アクション・ポイントを舞台に、ジョニー・ノックスヴィル演じるオーナーとおバカな仲間たちがライバル遊園地と凌ぎを削るコメディ映画。

jackassの主要メンバーだけあって、身体張ります!
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.8

『特別な人の特別な映画』ではない所に非常に心打たれた。

オギーの見た目。この1点で突き進むお涙頂戴ではなく、誰にでも経験があるような、些細なことをキッカケにした友達とのいざこざ、母親との確執、自分や
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.2

はて、未来のミライちゃんの話ではないのか!?

まさかの展開。

雛飾りを片付けるという非常にミニマムなミッションから、タイムリープして子供時代の母親、曽祖父との交流と急に大風呂敷広げて、何をやりたい
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.8

小松菜奈と1カ月間デートしまくるボーナスステージみたいな映画だと思って集中しないで観てたら、途中で頭こんがらがってしまいました。笑

よくもまぁ、こんなにややこしい設定を思い付くなぁ、と原作者に感心。
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友罪(2017年製作の映画)

3.0

役者それぞれの演技を切り取れば熱演で良いのだけれど、ノンフィクションではない物語として観た時に、一体何が言いたいのかハッキリしない。

家族、友情、愛情。それぞれの抱える罪。涙の理由。どれもが観客に丸
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.6

2018.6.21 鑑賞

病気により医者から働くことを止められた主人公のダニエル・ブレイク。国の援助の手続きをしようとするが、複雑な制度の上にお役人は人としての扱いをしてくれない。そんな中、同じく役
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

2018年6月12日 鑑賞

結論から先に書くと個人的には大傑作でした!是枝監督の真骨頂かつ現時点での集大成って感じですね。冒頭から是枝節というか「あ~、是枝監督の作品観てる!」って感じしかしません。
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっと前に録画してあったのをやっと観ました。

日本的に言うと「風が吹けば桶屋が儲かる」映画です。

過去を改変して未来がどうなるか?を繰り返す映画。本作はさらにミステリーの要素を足しており、次第に『
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

5.0

想像力と創造力。

その2つがあれば、無敵!


最近では『カメラを止めるな』という傑作がありましたが、この作品も『映画を作る映画』です。ただ、主人公・ジェームズの環境が・・・。

以下、ネタバレあり
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

当方ポケモン未経験(ゲーム・アニメ・漫画)ですが、面白かったです。

子供同伴ゆえ日本語吹き替え版で観たので、やっぱりライアン・レイノルズの声で観たい所でした。

この映画、何が良いって、ちゃんと子供
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

3.9

タイトルは明烏ですが、超有名な古典落語がいくつか盛り込まれていて、落語好きな自分は楽しめました。

ただそれ故に「きっとオチのセリフはあれだろうな」というところから展開が読めてしまったのが残念。

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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

4.7

かなり前に観たけど例の文太・山城ペアvs川谷卓三の変則マッチシーンしか記憶に残っておらず、『狐狼の血』を観た後で「観直さなきゃ!」と思い再鑑賞。大正解でした。

ヤクザ同士の抗争が激化する中、ヤクザと
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.3

2019.2.14 MX4Dで観賞。

TOHOシネマズ南船橋にて、『AQUAMAN』(邦題:アクアマン)をMX4Dで観賞。

DCコミックのスーパーヒーローもので、DC史上No.1の大ヒットを記録。
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

時間の都合上、色々話題の日本語吹き替え版で鑑賞しましたが、上手い下手は置いといて、楽しく観られました。

アクアマンに続き、DCの暗い感じはない能天気なお笑い映画かと思っていたのですが、ところがどっこ
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哀しい気分でジョーク(1985年製作の映画)

3.6

ほぼ本人役のたけしの抑えた演技が素晴らしいです
途中まではスゴクイイ感じなんですけど
オーストラリアパートが急に『観光ビデオ』!笑
「コアラのオシッコはユーカリの臭いがします」とか
何その情報!?いる
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オール・チアリーダーズ・ダイ(2013年製作の映画)

4.1

WOWOWで『All Cheerleaders Die』(邦題:オール・チアリーダーズ・ダイ)を鑑賞

B級通り越してC級くらいのアメリカン・バカ映画
ムチムチ金髪ギャルとアメフト選手が闘う
一応ヴァ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.6

正直ここまで面白いと思ってなかった。笑

色んな意味で虚実入り交じり、凄まじいテンポとどうやって撮影してるのかと気になりまくりのカメラワークで圧倒されました

マイケル・キートンといえば勿論バットマン
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.9

1990年にテレビ映画として製作された作品のリメイク。日本でもこの作品によりピエロ恐怖症になった子供が多数いるであろうトラウマ映画の代表作。90年版はラストがしょぼいのでも有名だが、果たしてリメイク版>>続きを読む

ダンボ(2019年製作の映画)

3.0

ティム・バートン監督作にしては毒もなく大人も子供も気軽に楽しめるとても真っ当な実写化という感じ。
衣装や色使いは相変わらずの世界観で、一見してティム・バートン監督作って感じなだけに、物足りなさを感じた
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

-

繰り返し何度も観る大好きな映画。

追記部分:だったのになぁ。作品に罪はないとはいえ、もう純粋な気持ちでは観られない。凄く残念だ。人間すべて清廉潔白ではないとはわかっているが、被害者を出してしまうよう
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とても変な映画。

美人人魚が出て来て、歌いだし、踊りだし、そこまでは楽しく観られたが。

途中から一体何処へ向かっているのか、誰に向けているのか、笑わせたいのか、怖がらせたいのか、わからないまま終わ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

原作未読、アニメは全部観ました。

正直、キャストに不安はありましたが思っていたより良かったです。
特にアキラ役・小松菜奈さんの走る姿。しなやかな肢体の躍動感に「アキラだ!」と思いました。

話的にも
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ホフマニアダ ホフマンの物語(2018年製作の映画)

4.6

幻想か悪夢か。

才能あるクリエイターはいつの世も異端児扱いされ、その個性や才能あるが故に付きまとう孤独。

ストップモーションアニメでしか表現できない、質感や『そこにある』という事実。それらがストー
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

4.0

愉快痛快、子供も大人も楽しめるレゴムービー!
今回も細かい芸がわんさかでした。

基本、レゴ映画には第一に『子供が楽しめること』を僕は求めています。
なので、11歳、4歳の娘たちが存分に楽しんでいたこ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

5.0

観ていると画面から人間の匂いが漂ってくる。
欲望の汗や怒りの血、そして涙の匂いまで。
警察と暴力団、組織と個人、過去と未来。
全てが混ざり合い、その混沌から生まれる新しいものとは・・・。
全編に溢れる
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

『この程度で何を騒いでいる?』と序盤を批評家気取りの上から目線で観ていた自分をブン殴りたい。
何があってもカメラは止めない。その情熱と狂気、そして愛。映画スタッフたちの奮闘を、楽しみを、喜びを目の当た
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

差別を生むのも、差別を消すのも、人間である。
お互いを知り、お互いを高めあうことができれば、
人生は今よりも楽しく、明るくなる。
綺麗ごとかもしれないが、それを希望と捉えたい。
そんな気持ちにさせてく
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