SEIJISANさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎(1983年製作の映画)

3.5

冒頭の夢のくだりで「偽・寅次郎」を演じるのはレオナルド熊さん!懐かしいし、面白い!出だしは上々で本作はエンディングまで素晴らしい出来です。シリーズの中でも良い作品です。笑いも涙も自然な流れで盛り沢山。>>続きを読む

男はつらいよ 旅と女と寅次郎(1983年製作の映画)

2.5

音楽は基本的にノン・ジャンルで聴くのですが、どうにも苦手なのが「演歌」。その演歌を歌う都はるみさんが「主演」と言ってもいい程の扱いで出演されています。本作に限っては寅さんは脇役っぽいですね。エンディン>>続きを読む

ミスティック・ピザ(1988年製作の映画)

3.0

「プリティ・ウーマン」でブレイク前のジュリア・ロバーツ出演作品。「ミスティック・ピザ」という名前の食堂で働く3人の女性(内2人は姉妹)の恋愛模様を描く。「可もなく不可もなく」のど真ん中。3人それぞれ恋>>続きを読む

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎(1982年製作の映画)

3.5

オープニングから「ウェストサイド・ストーリー」を想起させる夢のシーンからスタート。ジュリーこと沢田研二さんの抜群のルックスと歌唱力に魅了されます。今回のマドンナは田中裕子さん。どこか不思議な雰囲気のあ>>続きを読む

ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

3.0

「平成ガメラ3部作」の金子修介監督が手掛けた「ゴジラ」。今回のゴジラは太平洋戦争で犠牲となった旧日本軍兵士の残留思念の権化。眼が白目で「死んだ魚の様な眼」なのが特徴。対するは護国聖獣のキングギドラ、モ>>続きを読む

ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2(2003年製作の映画)

2.5

「ジーパーズ・クリーパーズ」の続編。製作総指揮はフランシス・フォード・コッポラ。どことなく「原作 スティーブン・キング」とクレジットが出てきそうな内容でしたが、違いました。ストーリーはバスの故障で周囲>>続きを読む

エージェント・コーディ(2003年製作の映画)

2.0

10代のスパイをCIAが育てている!その中のエージェントの一人が主人公。子供向け「007」といった雰囲気。奇想天外なガジェットや壮大な敵と大きなアジト。女の子との恋。違いは途中で親に怒られたりするとこ>>続きを読む

ゴジラ2000 ミレニアム(1999年製作の映画)

2.5

「ミレニアム・シリーズ」の本作。評判がすこぶる良くないけど、仕方ないですね。人間ドラマがメインとなったのに、その、人間ドラマパートの弱さと浅さといったら!若き日の阿部寛さんが熱演してますが、ハマってな>>続きを読む

荒馬と女(1961年製作の映画)

2.0

前半は楽しく観られたのですが、中盤からマリリン・モンローの「ルックスはいいけど教養ゼロ」の女性役が鼻について仕方なくなった。「ブリブリ・ブリッコ(死語)」するには歳がね...。ストーリーもそれに合わせ>>続きを読む

愛されちゃって、マフィア(1988年製作の映画)

2.5

ジョナサン・デミ監督の「羊たちの沈黙」直前の作品。主演は「恋のゆくえ ファビュラス・ベーカー・ボーイズ」直前のミシェル・ファイファー。二人にとっては「夜明け前」の作品ですね。アレック・ボールドウィンも>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

3.0

寅さん、少し臆病になるの巻でした。寅さんは「社会的に偉い人」とも臆せずに、楽しく付き合える人。今回は焼き物の大先生とお付き合い。そのオープンな口のきき方に、怒り出すのがお弟子さん役の柄本明さん。とても>>続きを読む

白鯨(1956年製作の映画)

3.0

あまりにも有名な原作。エイハブ船長にグレゴリー・ペック。熱演をされてましたが、僕のイメージする「狂気の船長」には染まりきっていなかったかな...。どことなくお上品。モビィ・ディックとの闘いは迫力満点で>>続きを読む

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)

2.5

人間ドラマパートが真面目にやればやる程滑稽になってしまうのは何故?今回の怪獣はデストロイヤ。デザインが僕の好みでは無かったです。特撮にはかなり力が入ってました。見所ですね。ゴジラの「バーニング・ヴァー>>続きを読む

F/X2 イリュージョンの逆転(1991年製作の映画)

3.5

第1作目から観たかったけれど、見つからないので、2作目から。映画の特殊撮影を担当する「SFXマン」が得意の「特殊技術(メイク)」を駆使して、悪を暴くシリーズ。ブライアン・ブラウン×ブライアン・デネヒー>>続きを読む

デルタ・フォース2(1990年製作の映画)

3.0

「アメリカが正義だ!」と叫び続けるチャック・ノリスはぶれない漢(おとこ)だ!本作でも派手な銃撃戦などで叫んでました。ストーリーは...彼が主演だから最後まで観られたというレベルでしたが...。あ!それ>>続きを読む

赤ちゃんはトップレディがお好き(1987年製作の映画)

3.5

バリバリのキャリアウーマンが突然亡くなった親戚の子供を引き取る事に。「働きながら育児をする」事で当然「仕事しかしていない」頃よりはパフォーマンスは落ちる。その事に不寛容な会社なので、次第に彼女は居場所>>続きを読む

バンディッツ(2001年製作の映画)

2.5

脱獄囚2人が銀行強盗を繰り返しながらアメリカ中を旅する。途中で旧友を仲間に加え、更に女性が加わったことで波乱が起こる...。豪華過ぎる出演者陣。監督は「レインマン」の巨匠バリー・レヴィンソン。「クライ>>続きを読む

マックス2: ホワイトハウス・ヒーロー(2017年製作の映画)

3.0

一作目は「ホノボノしたワンちゃん映画」を想像していたら「戦争」が絡んだ少年と犬の絆を描いた熱くて重い作品で驚きました。その続編って事で今度は心構えが出来ている中で始まったのは「ホノボノしたワンちゃん映>>続きを読む

ハーレーダビッドソン&マルボロマン(1991年製作の映画)

3.0

何だ!この「中二病」全開の映画は!!「チョイ悪」じゃなくて、「チョー悪オヤジ」達の格好良さよ!ミッキー・ロークとドン・ジョンソンが全編キメ続けるアクション映画。大好きです。ストーリーはもう「何かあれば>>続きを読む

The Town That Dreaded Sundown(原題)(2014年製作の映画)

1.5

情報ゼロで観ました。タイトルから勝手にサスペンス映画を想像していたら、ホラー映画でした。更に僕の苦手なスプラッターでした...。本当に「スプラッター映画」の耐性が落ちたなぁ。10代の頃とか平気だったけ>>続きを読む

ワイルド・ブラック/少年の黒い馬(1979年製作の映画)

3.0

子供の頃に観ましたが、とても感動したのを覚えていました。いい年齢になってから改めて観直してみると、やはり原作が児童文学というだけあって子供の頃に感じた感動は薄まってしまいました。ただ、本作は前半と後半>>続きを読む

ポイズン/デッド・エンド 嵌められた男(1996年製作の映画)

3.0

本作もFilmarksさんに登録をお願いしていましたが、既に登録されていたのですね...。すいません。でも、最初のレビューで小さな喜びを感じる映画オタクです。本作は保険の関わる統計研究者が、妻殺しの濡>>続きを読む

続・荒野の七人(1966年製作の映画)

2.5

「七人の侍」を西部劇でリメイクした結果、「西部劇の傑作」となった前作。その続編。結論から言うと「微妙な出来...」としか言いようがない。又も大勢の悪者に村が襲われて困っている農民に七人で立ち向かう。「>>続きを読む

アウト・フォー・ジャスティス(1991年製作の映画)

3.0

この頃のセガールは格好良かったなぁ。「黒豹」みたいなキレがありましたね。作品もセガールに合ってました。オープニングで女性を殴る男を発見!ブチキレる!!そこから絶え間なくブチキレ続けました。同僚の刑事が>>続きを読む

暗闇でドッキリ(1964年製作の映画)

3.0

「ピンクの豹」では脇役だったクルーゾー警部が主役に!ここから人気シリーズが本格的に立ち上がることに。時代を経ても面白いです。絶妙なバカバカしさと少しだけブラック・ジョークも。あとはドタバタ劇が展開され>>続きを読む

地下室のメロディー(1963年製作の映画)

3.5

ジャン・ギャバン×アラン・ドロン出演の犯罪ドラマ。監獄で同房だった若者とカジノの年間売上を盗む作戦を立てて、入念な準備を整えて本番当日を迎えるが、予定外の事が次々に起こる!果たして計画は成功するのか.>>続きを読む

エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

傑作SFホラー映画の前作。続編はSF戦争アクション!原題が複数形タイトルという事から想像が出来ますよね。ジェームズ・キャメロン監督作品だけあって「ターミネーター」の荒廃した未来世界の戦争シーンに似てい>>続きを読む

マックス/MAX(2015年製作の映画)

3.0

「名犬ラッシー」のような「家族向けホノボノ映画」を想像していたら、軍用犬の物語で驚きました。家族向けではありますが、重いテーマの物語です。マックスと少年との心の交流や少年の家族の対話などとても良く出来>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.0

主人公は元警官。年齢は60歳。10年前から保険営業の仕事をしていた。息子も大学進学が決まり、住宅街ローンも残っている。「これから益々お金がかかるぞ!」という時にリストラを宣告される。トボトボと毎日利用>>続きを読む

ブローン・アウェイ/復讐の序曲(1994年製作の映画)

3.0

警察の爆破処理班に勤める主人公と連続爆破犯との対決を描いたサスペンス・アクション。ストーリーには目新しさはないものの、手堅い作りなので一定の面白さを維持。クライマックスが二段階にわけられているのは少し>>続きを読む

男はつらいよ 寅次郎紙風船(1981年製作の映画)

3.0

オープニングの夢のシーンはとても笑わせてもらいました!この部分だけても「ショートムービー」として大満足の出来映えです!今回の寅さんは惚れたのに加えて勘違いまでしたので、就職活動までする惚れっぷり!所帯>>続きを読む

スペースボール(1987年製作の映画)

2.5

ジョージ・ルーカス公認の「スターウォーズ・パロディ映画」。小学生男子が思い付きそうなギャグを連発させてくる。「質より量」作戦で、絶え間ないギャグの攻撃に耐えられなくなってクスッとさせる。そんな作品でし>>続きを読む

ガンマー第3号/宇宙大作戦(1968年製作の映画)

2.5

日米合作作品ですが、出演者は全員外国人で日本人ゼロ。加えて日本語吹き替えで公開されている珍しい作品。深作欣二監督作品とは知らなかった。ストーリーの幕開けは謎の遊星が地球に激突する危機が発覚することがわ>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

3.0

予備知識ゼロで観ました。本作が第2作品目という事も、TVシリーズがあるという事も知りませんでした。最初はやたらハイテンションで大袈裟なコメディ演技が鼻につき、「あまり面白くないなぁ...」と思っていた>>続きを読む

ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ(1981年製作の映画)

3.0

原作では「バケルくん」とのコラボレーション作品でした。それを「ドラえもん」だけでまとめた作品。この頃のレギュラー声優陣はノリにノッている頃なので聞いていて気持ちが良いです。ストーリーは600年前から存>>続きを読む

デリンジャー(1973年製作の映画)

4.0

実在の犯罪王、デリンジャーと彼を追うFBI捜査官との闘いを激しく描く!ガン・アクションは現在の映画と全く遜色無い、それどころか抜きん出て迫力があります!「実弾使ってる?」と思うほどです。加えて本作はデ>>続きを読む