勝沼悠さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

サメストーカー リターンズ(2021年製作の映画)

2.2

 サメストーカー3作目。

 3作続けて見て分かった。サメストーカーはサメ使いストーカーの映画ではなくイケメンだけどすぐボロが出るクズなストーカーのブルースを見る為の映画だったんですね。
 3作目でサ
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サメストーカー(2020年製作の映画)

2.0

 サメストーカー、実はこれが第二弾。

 2作目でもいうほどサメを使いこなしてない。一応、ちょっとだけサメを使ってる感がある分、一作目よりはオリジナリティがあるか。
 しかし、これがなぜシリーズ化した
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サメストーカー ビギニング(2017年製作の映画)

1.9

 サメから救ってくれた男がストーカーになる。

 ビギニングという前日譚っぽい邦題がついてるが、元々これが一作目。この一作目は方向性が定まっておらず、だからすぐ日本に持ってこられなかったのか。
 サメ
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日本統一外伝~山崎一門7~(2023年製作の映画)

2.4

 日本統一外伝第七弾。

 本編よりコメディに寄った外伝シリーズなのだが、今作はややコメディに寄り過ぎた感があるか。それでも田村と氷室が出てくるとビシッと引き締まる感が出るのはさすが。

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

2.3

 殺し屋や守ることになるボディガード第二弾。

 前作は未視聴。
 超がつくほど豪華キャストの映画ながらいまいち盛り上がらない映画。
 ラストに至ってはどこをどう間違ったのか、サミュエル・L・ジャクソ
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 8年の時を経て『コワすぎ!』まさかの復活!

 カメ止めと舞台が同じだけど、むしろこっちの方が先発ですから。
 ワールドと題するだけあって、今作は今までの作品よりエンタメ、一般向け寄り。ポリコレ意識
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.9

 高齢の女性が偶然手に取った漫画はBL漫画だった。女性はその本屋でバイトするBLが大好きな女子高生と交流を重ねていく。。。

 驚いた。芦田愛菜がすっかり女優になっている。若者が感じる今の自分のもどか
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SPACE ADVENTURE コブラ(1982年製作の映画)

3.9

 あのコブラの劇場映画版。

 テレビアニメ版よりこっちの方が早いのね。
 松崎しげるの声に最初違和感を覚えるが、雰囲気が合っててすぐ慣れる。
 ちょっとサイケデリックが強い感もあるが、クオリティは高
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ザ・ミスフィッツ(2021年製作の映画)

2.3

 悪人から金を盗んで寄付をする義賊が集まったミスフィッツを描く。

 義賊集団にあってただ一人だけそうではない主役のピアース・ブロスナンの一癖ありそうなキャラクターがいい。ブロスナンは007以降、こう
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.0

 アンデルセンの人魚姫をディズニーがアニメ化。

 89年のディズニーが再度童話をアニメ化した頃の作品。ちょうど古き良きディズニーアニメと最近のディズニーアニメの中間に見える。今見てもアリエルの可愛ら
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マークスマン(2021年製作の映画)

2.3

 国境の町で妻を亡くし孤独に暮らす初老の男が逃げる母子とメキシコマフィアの争いに巻き込まれ。。。

 リーアム・ニーソンももう初老の感じ。アクション映画は引退ということでそれほどのアクションはないが、
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

2.8

 謎の施設から逃げ出したところを匿われ育てられた少女。高校生になった彼女はテレビで能力を披露したことで組織に狙われるが。。。

 タメにタメて終盤で一気に意外な展開へ。そこからはバイオレンス描写全開。
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

2.3

 大物議員が倒れて政治のことは何も知らない娘が立候補することになる。

 話の密度が低い印象。政治の世界の内幕を描くとしても、そこからの胸のすく様な展開を描くにしても、内容が薄い感があった。

ブラッド・ファーザー(2016年製作の映画)

2.4

 元犯罪者で今は静かに暮らしている男の元に犯罪絡みのトラブルに巻き込まれた娘が駆込んでくる。

 メル・ギブソンの雰囲気を堪能する映画。途中で髭を剃るので2種類の渋ぎルソンを堪能できる。
 キャストは
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

2.9

 アフガニスタンで心に傷を抱えた軍人の妻が列車事故で亡くなった。彼の元に訪れた数学者達は事故は偶然ではなくバイクギャング「ライダーズ・オブ・ジャスティス」の可能性があると告げる。

 痛快なクライムア
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.2

 キューバ危機の裏で西側のスパイとなった実在のイギリス人ビジネスマンのグレヴィル・ウィンを描く。

 鼻もちならない優秀な男を演じたら天下一品のベネディクト・カンバーバッチ。ただ、もちろんそれだけの男
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

2.9

 撮影用の馬を育てる牧場で父親が空から落ちてきたコインに当たって急死した。残った息子達は空飛ぶ円盤の撮影で一山当てようとするが。。。
 
 パッと見分かりにくかったのでネットにあった解説も見てみた。
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2バッドコップス(2021年製作の映画)

2.4

 型破りな刑事二人がコンビを組む。

 アイスランドでは非常に有名な映画らしい。全体的に脱力系な緩いコメディ。あまり面白みは見いだせず。
 刑事二人のバディものは数あれど、その二人が同性カップルになる
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カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

2.3

 人類が入植した星では女性が死滅し残った男性はノイズと言う心がだだ洩れになってしまう現象と共に生きていた。

 ノイズという設定がやっと機能してきたと思ったら終わってしまう。豪華キャストのわりに設定を
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実録・侠魂(2011年製作の映画)

2.4

 男修行を経て生まれ育った淡路島でヤクザになる男を描く。

 任侠道を見せてヤクザの抗争を戦い抜き何だかんだでヤクザの世界で出世していく。後の日本統一を連想させるストーリーながら、話を一時に絞って終盤
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

2.9

 2011年7月22日に起きたウトヤ島銃乱射事件を描く。

 ほぼワンカットで極めてドキュメンタリーチックに撮った映画で、鑑賞環境がかなり大事。吹き替えだとダメだし、できれば劇場で見るべき映画。絶対1
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オーディナリー・ラブ ありふれた愛の物語(2019年製作の映画)

2.9

 子どもを亡くし二人きりで生活している夫婦の妻が乳がんに。

 ロスの受容の五段階に怒りがあったが、リーアム・ニーソン演じる夫が序盤から中盤にかけて怒りまくりでちょっと見ててきつい。
 中盤から終盤に
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アンノウン・ボディーズ(2017年製作の映画)

1.9

 首なしの遺体がいくつも見つかる殺人事件。プロファイリング捜査から外された刑事は記憶を失って歩いていた女性に事件の鍵があるとにらむが。。。

 ちっとも面白さが分からないまま終わってしまった。
 主人
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

 娘をなくした夫婦が営む牧場で羊が下半身と右手までが人間の羊を生む。夫婦は死んだ娘の名前をつけてこの半羊半人を子どもの様に可愛がるが。。。

 静かに不穏に進んでいく。終始見ていて気まずい感じがして、
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TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

2.4

 突然チューブ型の場所に閉じ込められた女。罠をかいくぐって次に進むことを余儀なくされる。

 チューブ内が基本暗く主人公一人のシーンがほとんどで説明台詞がないので、何が起きてるのか分かりにくい。
 サ
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スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.9

 20年来の同性パートナーがキャンピングカーで旅をする。しかし、一人には進行中の病があり。。。

 『キングスメン』のコリン・ファースと スタンリー・トゥッチ主演。スタンリー・トゥッチはあまり主演がな
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

 東京~京都の新幹線に何人もの殺し屋が乗り込み複雑に絡み合う。

 殺し屋達が半分偶発的にぶつかり、だんだんと減っていき。。。と思いきや、全てが偶然ではなく誰もが復讐者であるといううまい展開。
 チョ
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牛首村(2022年製作の映画)

2.3

 心霊動画で自分そっくりの人を見た女子高生が撮影場所の坪野鉱泉を訪れる。

 牛首村って都市伝説の怪談は聞くと死ぬから誰も知らないというボヤっとしたものらしい。この映画も何だかぼやっとしている。怖い話
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水怪 ウォーター・モンスター(2019年製作の映画)

3.5

 水猿から愛する人を守る為に戦う村の若者を描く。

 パッケージで巨大な化け物と勘違いしたが、ただの普通の人間大の半魚人です。その半魚人がバリバリの格闘アクションを見せるのが笑う。
 ヒロインを演じる
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パラサイト 禁断の島(2019年製作の映画)

2.3

 無人島で数日過ごす更生プログラムに参加した青年。しかし、その島には母と二人きりで過ごす少女がいた。

 ヒロインと思いきやパラサイトってそういうことなのね。話に新鮮な驚きもなければ、モンスターの造形
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モルグ 死霊病棟(2019年製作の映画)

2.4

 ひき逃げをしてしまった男が病院の夜間の警備員に。そこにはひき逃げで亡くなった遺体があった。。。

 パラグアイでヒットしたらしいが、これはかなり日本のホラービデオのテイストを取り入れている様に感じる
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少林寺 十八の羅漢(2019年製作の映画)

3.5

 明の時代、倭寇と戦う少林寺の十八人の僧兵を描く。

 大物アクションスターが出てるわけではないが、テンションは高く勢いはある。
 倭寇が完全に日本の侍なのがちょっとウケる。少林寺の猛者と互角以上にサ
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真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

2.4

 事故物件にyoutuberが住んで動画配信をする企画のはずが、とんでもないことに。。。

 いわゆる堅気の人は見てはいけない系のホラー。Jホラービデオと見せかけてのスプラッター映画。溜めに溜めて一気
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.1

 大人気残虐格闘ゲームが映画化。

 ゲームが持っている残虐性は抑えつつ、それでもちゃんと再現している。
 面白い映画と言えるほどのパワーはないが、とにかく真田広之がかっこいい。ハリウッド映画で一番真
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

1.8

 ヒトラーと東条英機は生きていた。ガーナに渡った二人とゲーリングはそこで武術で勢力拡大をするが。。。

 もっと突き抜けた映画かと思ったらそういう部分はほとんどなかった。完全に設定負け。
 武術修行シ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.9

 新ジュラシックパーク第三弾。前作により世界中に恐竜が放たれた世界を描く。

 前の時もジュラシックパークは回が進むごとに大作感が薄れていくイメージがあったが、今のシリーズもそんな感じ。恐竜達のシーン
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