nori007さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.0

何にも知らずに見たのだが、心底おどろいた!!

いやきっとこうゆう見方がこの映画の正解なんだろう。
主人公と同じ目線で、さまざまな事が起こり、さまざまな奇跡が起こる。
主人公と観客は同時に驚きの事柄を
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コングの復讐(1933年製作の映画)

3.5

前半は、コングをニューヨークに連れて行ったおかげで莫大な訴訟と負債が出来てしまったとグダグダ愚痴を聞くだけの離しなのだが。。。

髑髏島にはまだお宝が存在する。もう一度行って一発逆転だ!

とまたまた
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キングコング2(1986年製作の映画)

2.7

キングコングは、かなり悲劇的な話なのだが続編はいい話にしようと動物愛護の精神で作られてる感じだ。

瀕死の重傷を負ったコングは、必死の介護でまだ生き残っていた。
人工心臓を付けたはいいが血液が足りない
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銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

3.5

戦後、わずか4年しかたっていないのにこの大らかさ。みんな明るくお洒落でとてもコミカル。

今のように娯楽なんてないのだが、それでも人々は歌い、絵を描き、落語をする。
何もなくても自分自身で楽しさを作り
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アニタ(2021年製作の映画)

3.5

この映画には、日本がありとあらゆるところで大いに関わっている。
音楽が、日本語の曲や、日本の曲をカバーした曲など大半が日本の曲である。
それとマッチが仮名ではあるが、かなり重要な人物として描かれている
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.3

特に女性陣が豪華。ただし豪華なわりには女性陣がどんどん減っていくのが残念ではあったな。それとワンシュチュエーションのミステリーなので、少々地味に感じた。

もう少しドキドキハラハラの演出は出来たのでは
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.5

日本版があまりに感動したので、オリジナルを鑑賞。
こちらを見ると、日本版はオリジナルのエピソードなどをかなり忠実に再現していることがわかる。もちろん自分としては日本向けにローカライズされた方がグッと胸
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

4.5

ごくまれに映画を見ていて、これは俺の映画か?とかこの雰囲気、完全にわかる!と自分自身の体験とシンクロすることがあるのだが、この映画がまさにそれであった。これぞ青春。

最近、乃木坂のエースと結婚された
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

2.7

「アイアンクロー」つらいだけの映画だったわ。
いちおうハーリー・レイス、リック・フレアー、ブルーザー・ブロディ、テリー・ゴディも出てくるが。。。

おそらく監督にとっては、熱く燃えるプロレスではなく、
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八つ墓村(1977年製作の映画)

3.7

「ゲゲゲの謎」がとても素晴らしかったのだが、そう言えば横溝正史をちゃんと見たことなかったなと視聴。

松竹版の金田一耕助はなんと渥美清!!!
いやそればかりではない、キャストもほぼ寅さん俳優総出演みた
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東京画(1985年製作の映画)

3.7

「PERFECT DAYS」を何の予備知識もなく見たのだがそれは誤りだった。
この映画を見ておけば、ヴィム・ヴェンダース監督がどれほど小津安二郎を敬愛していたかがわかる。名優、笠智衆さんへのインタビュ
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.7

初見の時は、前半がかなり間延びしてまあまあの印象だったんだが、今回一作目から見直して見ると、後半は一作目のストーリーをそのままなぞっていることに気がつく。
「お前は神か?」のセリフもあって今回はちゃん
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

フローズンサマーを見る前に一作とアフターライフをおさらい中

やはり一番の魅力は、アイテムとモービル。そしてかわいいゴーストたちかもしれない。
こうした世界観を作っただけでも大きな功績だろう。

あと
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テン・ゴーカイジャー(2021年製作の映画)

3.7









あーあ。山田裕貴が西野七瀬と結婚か。。。
結果的に彼らが一番のメジャーになったな。
真央ちゃんも声優としてメジャーになろうとは。

池田純矢と細貝圭も声優として人気が出てきた矢先に
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

2.6

これは10代の少年が見るべき映画であったな。

美女でちょっぴりエッチな女の子が、ヘタレな子をやたらとからかってくる。
俺が見ると、こんな女性はいないしいたとしても少年の中で数倍美化された姿であろう。
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.8

ゴジラ-1.0はとてもジョーズ味を感じる映画であった。

オスカー授賞式でスピルバーグと山崎貴監督がお会いできた時に神様に会えたと!!
去年のラージャマウリ監督もスピルバーグに会って少年のように赤面し
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1%er(2022年製作の映画)

3.8

劇場公開を中止になってしまった。

性被害をしたあの監督は叩かれて然るべきではあるが、その周囲の人間も軒並み叩かれるというのはいかがなものか?

別件ではあるが性被害を公表したガーシーは逮捕され、同じ
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希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

3.8

前作で東京ドーム公演が発表されたが、頂点に立てると思った直後に
コロナウイルスが発生してしまう。

今思えば、コロナのころのマスコミの異常さ。
そして世間の思考停止には本当にバカバカしかったと思うのだ
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42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.5

大谷選手の移籍でドジャースに注目が集まる中、
ドジャースには伝説の人物がいたという。

それが史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン。

戦後すぐの話なのだが、その差別っぷりが半端じゃな
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3年目のデビュー(2020年製作の映画)

3.8

ここでは華やかなTVやライブとは違い、その裏側が描かれる。
華やかな瞬間は一瞬なのだが、その膨大な時間をレッスンや精神的プレッシャー。肉体的な疲労など辛いことばかり。これはドラマなどではなく本物の素顔
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みぽりん(2019年製作の映画)

2.5

今まで描いたモノをラストの10分で全て壊していく衝撃的な展開。

という謳い文句で紹介されているが、たしかに衝撃的だった。
いやいい意味ではなく、ただ単に支離滅裂。なんだこれ?という意味。
今までのス
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パーフェクトワールド 君といる奇跡(2018年製作の映画)

3.0

最近、車椅子の迷惑系ユーチューバーが話題になっているが
憧れてた先輩が車椅子になっていた。。。。というお話。

そこには車椅子生活の大変さを知ることが出来るのでそうした意味で見たほうがいい映画だろう。
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Fighter(原題)(2024年製作の映画)

3.7

大作スパイ映画を連発しているシッダールト・アーナンド監督が放つリティクとディーピカ主演のインド版トップガン。

当然今回も素晴らしい映画にはなった。戦闘機のドッグファイトなどはたしかに迫力あった。曲も
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GTO(1999年製作の映画)

2.5

GTO復活ということで、テレビシリーズを数話見直した。
今の時代は、つねにペコペコしていなければならないのだが
この当時の作品はめちゃくちゃ勢いがすごい。鬼塚のカッコよさと痛快さ。もちろんそんなんない
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

2.9

「市子」が素晴らしかったので杉咲花ちゃん作品を掘り下げ中。

このドラマは未見だったので初鑑賞。

ギャグ要素が多めで、魅力あるキャラがそろっているので普通に楽しめたが
内容は普通の刑事推理ものであっ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

俺もバンドをやってたことがあるので、この感覚とてもわかる。
特に音楽性もテクニックもみな違うのだ。なんならやりたい音楽も違う。
そんな凸凹な三人が出会い、お互いに切磋琢磨していく様子。
青春だ。

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1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.3

オリジナルを見ていたので、テイストの違いなどが新たに楽しめてとても楽しかった。
主人公が男に、追いかける側が女になったため変態ちっくなところは無くなった。

ただし別の疑問が出てしまった。
台湾版では
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

5.0

ゴジラ対コング2を控えているので再視聴。
「モナークオブレガシー」を見たあとだったのでモナークに関する情報を今までよりも明るく見れたと思う。

かつてゴジラとギドラはキングの座をめぐって争った。
そし
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

マシュー・ヴォーン監督のスパイ物とうわけで超期待した。
ところがスパイ物からミステリーに変わりスパイ物に戻るというかなり変則的な映画であった。

もちろん面白くは見れたが、ストレートでカッコいいキング
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1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.3

台湾にもこんなに愛すべきポンコツの人々が必死に生きているんだなあと思うととても心がなごむ。結果的にすごい面白かったし、意外な展開に驚いた。

それと同時にいろいろ疑問も残った。
そこらへんを下方に書こ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.0

本当は、崇高な文学をやりたいのに

黒人は貧困で社会に虐げられ、その逆境には向かい生きてきた。。。
というステレオタイプじゃないとウケない。

ヤケクソにステレオタイプを皮肉たっぷりに描いたら大ヒット
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

2.8

オスカーを独占した形となったオッペンハイマーだが、ノーランにもそろそろあげなきゃという機運もあったんだろう。

ただ映画として面白いかと言ったらそうではない。
特に広島に投下されたことをセリフとして言
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

2.8

阿部サダヲが孤独死した独居老人を供養していくというお話。

もちろんやっていることは素晴らしいことなのだが、周りからはとても厄介者扱いになっている。空気が読めないし、会話も比喩がわからない、自分の関心
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.0

日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞で役所広司さん受賞おめでとうございます。
ヴィム・ヴェンダース監督も最終週監督賞。こんなに賞をとりまくった。

まず映像が綺麗で、そして昔のロックの選曲もすごくいい。
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スルターン(2021年製作の映画)

3.3

ラシュミカ・マンダナちゃん来日でお会いするという幸運に恵まれました!

なのでまだ未見だった「スルターン」を視聴
この映画でも気品高い美女として登場し、目ヂカラがすごい。
そして劇中でカールティさんと
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

3.0

「禁じられた遊び」という名作とまったく同じタイトルをつけてるくところ
便乗か、炎上商法なんだろうな。

実はこの映画、あんまり怖くはない。
しかも心霊現象というよりは、ゾンビものに近い。

この映画の
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