「私もバツイチ同士で元同級生の井浦新と出会って何となく結婚したい」以外の気持ちが消え失せるので、明日からどう生きて行けばいいのかわからない。しかも新は美容師でリゾートホテルのベランダで髪を切ってくれる>>続きを読む
小野花梨ちゃんの可愛さが限界突破している訳だけど、この役を「可愛い」と思う気持ちは幼い子供や動物を愛でているものと限りなく近く、それは彼女のような知的障害のある人を対等に見れていないのでは?と自問し時>>続きを読む
波瑠ちゃんが前クールの『わたしのお嫁くん』とは真逆の、ズバズバ物申す恋愛指南役でこっちの方が断然似合ってる。私もバイレオの常連になって坂井戸さんの横で向井くんの恋バナにツッコミ入れたい。というか元気君>>続きを読む
タイトルに反して殆ど猫が出てこない事には異議を申し立てたいが、在留外国人の方々の就労規則や国際結婚の壁、入管法の仕組みなどについて描かれてる希少なドラマだったと思う。ちょっと入管側が一方的に悪に描かれ>>続きを読む
私はこれまで本作を見ずに「コリンファース格好良い♡」とか言ってたのか。もみあげ生やして出直しなさい。言うに及ばず、あの語り継がれている伝説のプロポーズに身悶えて顔に猫を埋めたし、首を1mmでも出したら>>続きを読む
たった1週間の出来事なのに、3ヶ月密着していたかのような充実感。ひとつの家族の間に流れる苦くて濃密な空気をめいっぱい吸い込んで、肺がヒリヒリと痛む。ドランは本当に「家族」というコミュニティの危うさを恐>>続きを読む
全然違う話だけど、世代を超えた女性の連帯という点で、世界で一番好きなドラマ『すいか』を思い出しながら見ていた。リアルハピネス三茶を見つけるのは難しいけど、団地の部屋を別々に借りて住んで行き来するってい>>続きを読む
原作未読ながら、小芝風花ちゃんの配役正解だったのでは。元のイメージとはだいぶ違うんだろうけど、風花ちゃんの《国民の娘》的な揺るぎない愛されオーラが、ヤサグレ主人公のギスギス感を中和させてくれたような気>>続きを読む
なかなかに渋い大人のドラマで、小説を読んでいるみたい、と思ったら原作小説だったし原作者の方が脚本も書いているらしい。その影響もあるのか物語から滲み出る作り手側の「思い入れ」みたいなものがかなり強く感じ>>続きを読む
「野間口さんをあんな超モブキャラで使うなんて許せない。。!」というのが最終回の最大の感想。特別総集編?で若干回収されるようだけどもう観ないかな。主要人物が全員好きになれず、特に主人公のみち(奈緒)はず>>続きを読む
これはファンタジーだと割り切って頭のネジを4本くらい外さないと見れない(し恐らく役者さん達は8本くらい外して演じてると思う)けど、そうする価値があるくらいには真宙くんが可愛い。でもこの真宙くんを可愛い>>続きを読む
誰目線であっても辛い物語だけど、何故か時任三郎目線で見ていたので「もうこれは息子を殺して自分も死ぬしかない」という思想になってきてだいぶキツイ。握ってる金槌を振り払おうとして、でも手が固まって離せなく>>続きを読む
あまりにもピュアな2人の恋が微笑ましく、五色さんの姫っぷりもハマってて導入部は面白かったのだけど、その鮮度が失われ始めると全然話に起伏がないのでダラダラ続くな〜という印象になってしまって勿体なかった。>>続きを読む
中島さんの声って森羅万象に染み渡りそうな響きというか、何気ないこと話してても全部意味ありげに聴こえるので、野菜の話してるだけなのにボードレール朗読してるのかな?って勘違いしちゃう。そんなヨシヲ(中島歩>>続きを読む
大好き。誰のどんな生き方や考え方も否定しない優しくてあたたかくて居心地の良い、ずっと住んでいたくなるドラマだった。例えその道を選ばなくても、人生の選択肢を増やしてくれる物語は貴重だ。みんなそれぞれ得手>>続きを読む
初回の冒頭から、初対面の相手に許可なくキスする性犯罪シーンが〜星空の下のロマンチックな恋の始まり〜みたいに描かれていて恐怖でしかなかった。さらに鈍臭い医者を表現するのに採尿ひっくり返して被ったりしてあ>>続きを読む
『ただいまの後に』
是枝監督の素っぽい雰囲気は良かった。関西弁の母娘の台詞はリアルなんだけど、語尾やてにをはが丁寧過ぎて文字に起こしたものをしっかり読んでる感じがした。イントネーションはばっちりなので>>続きを読む
幼少期のばんばとの五島編は涙なくしては見れなかったし、なにわバードマン編なんて「5年に一度は朝ドラのテーマ人力飛行機でいいんじゃないか?」と思えるくらい熱くて爽やかでハマってたのに、航空学校編からは目>>続きを読む
スタート時点で悲しい結末になる事がほぼ確定しているので、楽しいシーンもずっと沈んだ気持ちが拭えなくて辛い。ナオキの人生が理不尽過ぎて佐藤健の顔で生まれても全然元が取れないよ。好きな人しか出てないので3>>続きを読む
天才バイオリニストとどS指揮者とポンコツオケってほぼ『のだめ』なんだけど、人形劇みたいにやさし〜〜くよくも悪くもゆる〜〜いTHE日本のドラマだった。一応敵は出てくるけど、やることが手ぬるいし予定調和な>>続きを読む
最終回に感極まり過ぎて繰り返し観続けてたらいつの間にか年を越してた。(本当にあった怖い話)せめてこのドラマが放送できた今が「あの頃はまだ良かった」とならないように、この国が完全な独裁国家になる前に、と>>続きを読む
堀田真由が少女に見えるほど切ないし、仲里依紗が妖艶過ぎるほど苦しいし、冨永愛が上様にしか見えなくて終世お仕えしたいし、三浦透子はもはや怪物級の存在感で御鈴廊下を歩いていた。脇を固める斉藤由貴も倉科カナ>>続きを読む
バカリズム先生、30代の女達を結婚と出産とそれにまつわるエトセトラな呪縛から解き放ってくれて本当にありがとう!!人生やり直す時に一度たりとも「次こそは結婚して子供産まなきゃな〜」とか言わないだけで最高>>続きを読む
人生は続く。一番幸せな瞬間でエンドロールは流れない。失敗してやり直して繰り返していつかやり直しもきかなくなって、荷物を変えようと立ち止まったり同じ場所でぐるぐる迷ったりしているうちに、時だけが生真面目>>続きを読む
深夜にゆるゆる見る分には何の不足もないのだけど、これを見てときめく人は家でまったりせずにキャンプに行くだろうし、家でまったりドラマを観たい私みたいな人は、キャンプにそれほどときめかないという矛盾を孕ん>>続きを読む
しっかり時間分は楽しめたし、また義母役の綾瀬はるかを見れたのは嬉しかったし、シングルファーザーの境遇や〝孤育て″に関する投げかけはごもっともであったけど、佐藤健のタオル落ちとか、有り余る母乳とか、ふな>>続きを読む
台詞が現代の口語体と違うせいなのか、前半は松田龍平ってこんなに芝居下手だったっけ?と思ってしまった。でもこの決して浮き世慣れせず、技巧を感じさせない半分霊体みたいな雰囲気が松田龍平の持ち味だったな、と>>続きを読む
何故そうまでして警察官になりたいの。。と15回くらい思ったし、あんな命の危険と隣り合わせなメンヘラ製造校は直ちに廃校にすべきだと思うけど、キムタク主演ながら生徒役の若人達がメインで具沢山な感じで飽きな>>続きを読む
王道のさらにど真ん中を迷いなく突き進むストロングスタイル。これは自信がないとなかなか出来ないしやっぱり木村拓哉という大看板がなきゃ成立しない。その相手役が貫禄の鈴木京香ってところも良い。周りの若い子に>>続きを読む
じいちゃんの回がピーク。サクラの橋の演説にぼたぼた泣いた。遊川さんの脚本は他の人には出せない癖の強さが素晴らしいんだけど、作家性が高いが故に練り込まれた思念が物語より勝って押し付けがましく感じてしまう>>続きを読む
なんて人間くさい可笑しみと優しさに満ちたドラマなんだ。全員ちょっと煮詰まっててめんどくさいけど愛おしい。ぬくぬくでしみしみでほろほろでたまにピリッと辛子が効いてるおでんみたいな家族の風景。満の一級品の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
品がないとこんなに気持ち悪いんだな。〝おっさん同士の恋愛″を前作ではあんなにピュアなラブストーリーとして昇華させたのに、自らそれをお祭として持ち上げて安っぽいコンテンツに貶めてしまった。男と女だろうが>>続きを読む
最終回の始まりから終わりまでずっと泣いていたのは私だけではあるまい。こんな万感の思いでゴールテープを切るなんて想像もしてなかった。自分でもよくわからないけど映るものすべてに泣けてくる。晴れ渡る秋空。浮>>続きを読む
2時間で終わる内容をよく9話まで引っ張ったなぁと思う。高良健吾が死んだ魚みたいな目で「大好きだよ」とか吐き続けるのに至っては何の苦行を見せられてるのかと思った。曲者揃いの出演者の中でも、ガンバレルーヤ>>続きを読む
13年前では目新しく皮肉も込められていたであろう〝おひとりさま″が、現代では当たり前になり過ぎて新鮮味がないので、つくづくドラマは時代を反映するものなんだなぁと思った。生き方の多様性が観る側にもしっか>>続きを読む